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EOS R7 + EF400mm F5.6L USM + Extender x1.4

今日は天気が良かったので昼休みに近場で少し。

EF400mm F5.6L USM + Extender x1.4縛りで撮ってみました。

今日は上にトリミング済、その下にノートリを貼っていきます。

サギ

Canon EOS R7 560mm ƒ/9 1/500s 200 

サギくらいの鳥をここまで大きくフレームにいれられると流石に解像します。

ただ、5,6枚撮ってこの1枚だけがブレてませんでした。
560mmで手振れ補正ナシはさすがにEOS R7では厳しい気配。

APS-Cでは換算900mmくらいになるのでまぁ…1/1000くらい欲しいですが、F8なのでISO的にもちょっと厳しく。

キセキレイ



Canon EOS R7 560mm ƒ/8 1/160s 1250 

10~15mくらい?

このサイズでISO1250だともうズームレンズっぽい写真になってますね。
単焦点らしさはありません。

鳥だけではなく周辺のオブジェクトも少し彩度が怪しくてボヤっと白みがかっています。



Canon EOS R7 560mm ƒ/9 1/500s 1250 

このサイズだと何とか解像してるかな…?くらい。拡大すると厳しいです。
8mくらいの距離ですのでかなり近くはあるんですが。



Canon EOS R7 560mm ƒ/8 1/250s 500 

ここまで近づくと流石に解像感があります。
ただ、それでも拡大するとちょっと不安な感じ

撮ってて「こんなに近づけるの久々だな」と思いながら撮ってたので4mくらい?

よく逃げなかったなと感心…まぁそのあたりも小さいレンズの利点ではありますが。

ここまで寄れるなら…どのレンズでもよさげな。

トビ


Canon EOS R7 560mm ƒ/9 1/400s 250 

トビも一応解像。

今日はカラスに遊ばれていたのでこちらにあまり気が向かなかったようです。

普段はここまでは近づけないです。



Canon EOS R7 560mm ƒ/8 1/4000s 800 

カラスがトビを挑発してますが、トビが平静さを装うのに苦労してそうで面白く。
まぁ、このくらいの大きさでフレームに入れられればそれなりには。

Canon EOS R7 560mm ƒ/9 1/4000s 800 

当然、何度も繰り返すと怒るわけで。

「クワっ」としたトビの顔のあたりのディテールは失われていませんね。

ただ、とてもノイジーです。

AFもちゃんとトビの顔のあたりにいってますね。



Canon EOS R7 560mm ƒ/8 1/4000s 800 

基本的にバトルになることはなく、カラスがサッと逃げて終わりの繰り返し。

EF400mm F5.6L USM + Extender x1.4でもこのくらいの動きでは、AFに不安はありませんでした。

AFエリア全体で、飛びもの設定(トラッキングOFF)です。

まとめ

一度しっかりとEF400mm F5.6L USM + Extender x1.4で撮ってみたかったので、30分程度の割にはかなり有意義でした。

なんとなく今回の検証で私のMTFの閾値がわかったような気がします。

私がEOS R7で解像力的に耐えられるレンズの条件は、

「30本/mmが0.8以上スタート、S(放射方向)はほぼ変化しない、M(同心円方向)は15mmまでの間に-0.1までの落差」

のようです。
このあたりは主観が入るので人によって許容は違うと思います。

それをもとにそれぞれのレンズについて考察してみると…

EF400mm F5.6L USM

左がテレコンなし、右がテレコンありです。

EF400mm F5.6L USMはマスターレンズ状態で条件クリア、テレコンはかなり厳しい感じです。

まぁ、EF400mm F5.6L USMはテレコンなしで確定かな 🙂

お散歩用ですし、特に問題ありません。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

左がテレコンなし、右がテレコンありです。

そもそもが0.86くらいベースで中心部は非常に良いのですが、15mmにかけての落ち込み具合が激しいです。

おそらくこれがズームレンズの特徴で、この形は写真全体が安定しないのかなと思ってます。
これだけ縦の落差が大きいと数値の高さに関係なくボヤけちゃうんでしょうね。

ただEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMはズームの中では非常に評判が良いレンズですので、一度使ってみたくはあります。

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

RF100-500mm はEF100-400ほど落差は大きくないのですが、外に行くにつれSもMも均等に落ちてますね。

ただ、400mmと500mmではかなりフレーム内の被写体の大きさが違うので、大きく撮れることで解像力が向上しているんだと思われます。

F値が大きいのでISOやSS的に厳しいのが難点。

EF600mm F4L IS III USM

左がテレコンなし、右がテレコンありです。

EF600mm F4L IS III USMは、0.9がベースで解像力は超余裕です。

ただテレコン時に2線のようなボヤけ方をするのが少し気になります。

MTFからだけでは読み取れないものもあるということでしょうね。

まぁ、EF600mm F4L IS III USMはF4という明るさで600mmというのが最大の特徴ですので、それを活かしてカワセミの飛び込みや被写体に接近して立体感のある写真を撮るレンズ、ということなんだと思います。

実は使ってみるとわかる、玄人向けのレンズだと思います。

EOS R1が超性能だったら、またロクヨンに復帰します 😛

EF800mm F5.6L IS USM

左がテレコンなし、右がテレコンありです。

EF800mm F5.6L IS USMは、マスターレンズだけの場合はもちろん余裕。

Extender x1.4は丁度条件に合致するくらいな感じですね。

まだしっかりEF800mm F5.6L IS USM + Extender x1.4で撮れてないので、次はこれで。

800mm F5.6は私の中では、鳥に近づかずに楽して良い写真が撮れるレンズです 🙂

新機種の噂

Just a moment...

さて、そろそろEOS R6 mark IIがくるようです。

AFは確実にR7と同等以上で来るでしょうし、これで裏面照射型だと、R3とR7の間の機種になってかなり売れそうですね。

同時に裏面照射型のR5 markIIがくると心が揺れるのですが、どうでしょう。

R6 mark IIはなんとなくR3のセンサーの流用でしょうし、R5 mark IIはまだこないと思ってるんですが。

EOS R6は2年前の機種ですので、もし本当に発売になったらEOS R7 mark IIも案外すぐかもですね?

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