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EOS R7 + RF600mmF4L カワセミ飛び込み撮影、榛原ヤマセミ

今日は早朝から朽木を練り歩くか、カワセミを狙うか迷ったのですが京都の川へカワセミ撮りに。

もう数週間(数ヶ月?)カワセミをまともにみていないので、さすがにそろそろ変化があるだろうと。

あと、未だにR7になってからまともにカワセミの飛び込みを撮影できていないのが、とにかく気がかりで?

結果としては少しミスりましたが、選択としては失敗ではなかったかなという感じ。

カワセミ

ベストショット


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 

本当はこの0.1秒前くらいがベストショットの予定だったんですが、しくじりました。

あと曇っていたのでISO1600までいってしまってシャッキリというわけにはいきませんでした。

しかしながらEOS R7ではこのところ撮影チャンスすらなかったのが、ようやく撮れて素直にうれしいです 🙂

やっぱり飛び込み待ちの緊張感は良いですね。

本日のミス

本日のミスとしては….久しぶりに京都の川で飛び込みの撮影チャンスがやってきて、「とまっているところも撮っておきたい」と欲をかいたら、肝心の飛び込み時に見失ってしまったという欲深いヤツです 😛

4コマ風に説明すると…

1. 「獲物を探してないし、今のうちにとまってるところも撮影しておこう(連写開始)」

2. 「え、とんだ!?(飛び込むと思っていなかったのでビックリ)」

3.「どこいった!?(完全に見失い)」

4.「ギリギリ浮上に間に合った….」

要は、カワセミが水浴びで初動なくダイブしたため、気づかずに見失ってしまったという次第で。

狩りの時はカワセミはもっとじっと下を見てタイミングとるんですが、それがなかった?

次からは水浴びも撮ります…。

ただ、見失ってもなお時間が短い水浴びを何とかリカバリできたのは、EOS R7 + RF600mm F4L IS USMの性能だなぁとシミジミ。

4のベストショットは、何とか見失ったカワセミを発見してレンズ振った後の1枚目なので、1枚目からバチッとピントが来てます。

連写中のAFはどうなってるのか?

2022-07-31追記

DPPで確認しましたが、連写中の合掌フレーム表示は合ってました。
それに伴って色々わかったこともありましたので、文章を更新しています。

ベストショットを撮影していた時はスマホで録画してたので、この機会に連写中のAF合焦枠がどうなってるのかチェック。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 

特にAF合焦枠は鳥に来ている…というわけではないのですが、撮った写真はちゃんとカワセミにあってますね。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 

こちら、よく見ると前の写真のAF合焦枠と全く一緒です。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 

ここでAF合焦枠が変化しています。
これでなんとなく何が起こっているかわかりました。
以下に2枚目と3枚目を合成したものを貼ります。


これ、おそらく2枚目の写真のカワセミの位置で合焦してますね。

ここからわかるのは、EOS R7の15コマ/秒連写ではAFは約1コマ前の状態に合うことが多い。

これは実際に使っていて少し遅れてAFフレームが追従してくるような感覚をおぼえていますので、それにも合致しています。

ただ、実際のところ毎コマ確実にピントを合わせるというのは、レンズのフォーカスモーターの駆動時間を考えるとそもそも厳しい気はします。

AF演算周期はセンサーの読み込み速度や処理速度を向上させれば高速にできますので、こちらの時間は削れるとは思いますが(それをやってるのがおそらくEOS R3のAF)、AF全体で見ると限界がありそうですね。

あとは、この速度がカワセミ撮影に耐えうるか。

もちろんフォーカスモーターの駆動は、ピントが近いほど時間がかかりませんので、合焦時間はそのへんも含めて相対的なものになるので、数撮って試していくしかないですね。

そしてもう1点、上の写真が「カワセミにピントを合わせようとした結果、水しぶきにもピントが合ったのか」もしくは「水しぶきにピントを合わせようとした結果、カワセミにもピントが合ったのか」どちらだったのか。

後者だった場合は、今後は水しぶきにピントがいってカワセミがボケる写真が量産されていくはずなので、今後もカワセミを撮り続けて検証していきたいと思います。

ISO比較

これまであまりいい感じにISO比較できてなかったので、カワセミ先生で比較。
(こんなことしてるから、肝心の飛び込み撮影でミスるんですが?)

距離は多分20m~25mくらいかな…?けっこう遠いです。
ISO高いものはEV-1にしてたので、~ISO1250まではRAW現像でEV -1して合わせてます。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/250s 320 

頬のあたりの羽毛もまぁまぁシャッキリ。
幼鳥は胸のあたりが結構崩れやすいけどOK。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/400s 500 

頬のあたりの羽毛が若干怪しくなってくるけどシャッキリ。
胸も同様にOK。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/2500s 1250 

頬のあたりの羽毛がディテールを失ってべったり。
胸のディテールはギリギリ残ってはいる。

ノイズリダイレクションが強くなったせいだと思うので、このあたりはCaptureOneでR7の現像ができるようになったら再検証。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 2000 

ここまでくると羽根のベタ塗感が強い。
輪郭も怪しくなってくる。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 2500 

ディテールが失われている上に、ノイズがかなり顕著にのってくる。

という結果ですが、ただアップではなく背景込みの写真なら、


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/250s 320 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 2500 

くらいで違いはあまりわからないので、ISO3200くらいまでは許容という感じ。

スマホでみても全然違いがわからないので、スマホ用なら気にせずでどれもOKですね。

なので改めて私の場合は以下で書いた通り

  • 羽毛が見えるくらいまでトリミング:~ISO800
  • 野鳥の全身+くらいでトリミング:~ISO1600
  • 野鳥を風景とともにトリミング:~ISO3200
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で、確定かなというところ。

ヤマセミ


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/2000s 1250 

カワセミの後ちらっと行っただけでしたので、今日はこの一瞬のみ。

川に沿って飛んでくれた時ではなく、草むらを旋回した時なのでアドリブ撮影。

上の1枚はピントがしっかりあってる気配。


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/2000s 1000 

こちらはピントが外れてしまっているので、腕が足りないなぁと反省。

まぁ….ここまで中央はずしてたらそりゃダメよねと。

突然やってきて、かつルートが定まっていない飛びもの撮影は、飛び込みと違って追いかけるのは難易度高し。

そもそも何時間も待ち続けて数秒だけというのがつらい?

サギs


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1000 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 2000 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1000 

だいたいヤマセミが来ない時間が長いと、飛んでいくサギを撮って精神的安定を図ることになります。

サギは…さすがに楽ちん。

まとめ

  • まだ完全には撮れてないもののEOS R7でのカワセミ撮影はかなりGoodな気配。
  • 連写中のAFの合焦枠はあまり気にしなくて良いかも。
  • ISOを再検証。おおむね以前の検証通り。
  • ヤマセミとまってくれない。
  • サギ万歳。

1チャンスで、かつ見逃しがあった飛び込みですが、とりあえずEOS R7で全く問題なく撮影できるというのはわかりました。

次回は欲をかかずにちゃんと飛び込み撮影に集中します ?

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