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榛原 ヤマセミ R7+RF600mmF4L IS USM

梅雨明け宣言の後、ずっと梅雨の空模様なわけですが…。
仕方なく近畿地方で天気がいい場所を検索したところ、榛原だけが晴天でしたので今日はヤマセミDAYに。

朝8:30ごろに着いたのですが、すでに7、8人ほどのカメラマンが待機していました。
何時からいたんでしょう… 🙂

ヤマセミ

本日のベストショット


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 800 

ヤマセミの飛行をシャキっと止める。

前回は全く枝に止まらずに通過しただけでしたので、今回は枝にとまるまで待つのではなく、飛んできて通過するヤマセミを綺麗に撮る方針でいきました。

ただもちろん7~8時間くらい張り込むので集中力は切れますし、炎天下の中で立ちっぱなしというわけにはいきません。

ちょっとでも鳴き声がしたり、飛んでくるのを見つけた瞬間に、チェアから立ち上がって機材を操作し、レンズをふって連写。

気づいてから3~4秒くらいが撮影限界で、チャンスは結果としては8時間で2回ほど。
8時間中の4秒x2をモノにしろという話で、かなりシビアです。

結局、終わってみれば今回も枝にはとまってくれず(少なくとも私が帰るまでの8時間くらいは。)、気合で撮った飛行写真がベストショットと相成りました。

▼大トリミング

SS 1/4000で、ISOは想定限界の800~1000くらい、EV -1して白飛びを防ぎ、メカシャッターで歪みを起こさず…と、おおむね考えていたことはうまくできたので、写り以上に満足の1枚です。

EOS R7はAPS-C 3250万画素の高精細ですので、この画素ピッチで拡大してもブレを感じさせない動きものを撮るのは、実は至難の業だったりします。

このくらいの大きさならば、ジャスピンでいけたかどうかはファインダー確認でわかりますので確認した瞬間に「ヨシッ」という感じでした。

もちろんヤマセミをもっと近くで撮れる環境にある方からすると、大したものではないですが 🙂


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1000 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 800 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 800 

ベストショットの前後もちゃんとシャキっと撮れてます。

EOS R7で飛行撮ったのは初ですが、AF性能を発揮できてるのではないでしょうか。
トラッキングがないと、なかなかこうはいきません。

どれをベストショットにしても良くはあったのですが、羽根の形が綺麗だったものを選びました。

ただ、しっかり撮れたのはこの0.5秒くらいだけでしたので、飛びものも練習しないと…な感じ。
飛行写真と飛び込み写真はまた全然違うんですよね。

猛禽はもっとゆっくりなのと、空をバックに撮ったり背景の木々はもっと遠いことが多いのですが、ヤマセミやカワセミは川に沿って飛ぶので背景がすぐ近くの木々なことが多くて大変 🙂

ヤマセミは何羽いたのか?

榛原 ヤマセミ、ゴイサギ EOS R5+RF600F4L

この記事を書いたのが5/29ですので、約1か月半ぶり。
前回はヤマセミが1羽だけ往復通過という残念な結果でしたが今回は…?


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 1250 

とりあえず同時に2羽とんでいたのは確認 🙂

証拠写真的な写真をピックアップして何羽居たのかを判断。

幼鳥♂ … 胸:白 羽根の裏:白 脇:オレンジ
幼鳥♀ … 胸:白 羽根の裏:オレンジ 脇:オレンジ
成鳥♂ … 胸:オレンジ 羽根の裏:白 脇:白
成鳥♀ … 胸:白 羽根の裏:オレンジ 脇:白


1羽は成鳥♀。


1羽は幼鳥♂。


なんとなく別個体で幼鳥から成鳥になりかかっている♂…?
どこにもオレンジがなくて混乱。

途中で2羽が下流に飛び去って3時間ほど経過した後、
成鳥♀が更に一羽下流に向けて飛び去るのを確認したので、3羽はいそうです。


どうあれ、幼鳥も元気に育って親子で出てきているのがわかったので今後また期待できそうですね 🙂
条件さえあえば榛原も行ってみることにします。
(というのも夏はいろいろ厳しいのでカワセミやヤマセミが無難)

サシバ


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 100 


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/4000s 640 

まだ猛禽類はそこまで真剣に撮ってはいないのですが、飛んでいたら撮るようにはしています 🙂

こちらもR5のときと比べてシャッキリしてるのと、撮影がとても楽ちんだったので良い感じです。

まとめ

榛原のヤマセミは有名で、運が良ければ撮りやすいのですがこのところは飛行通過だけが多いです。
積極的に飛んでいるところも撮らないとオケラの可能性あり。

ただ幼鳥もでてきているので、にぎやかになるかもしれません。
期待しましょう 🙂

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