(⇒トップページへ移動)
全体
総括
このブログを昔から読んでくれている人は知っている人もいると思いますが、私はEOS R5、R7の頃…2年半くらいに1度RF600mm F4L IS USMを所持していたのですが、満足できなかったので売却しています。
当時はEOS RシリーズのAFがかなり酷かったので、RF600mm F4L IS USMを使うメリットを見いだせませんでした。
更にEOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4はもう一歩解像しないので、当時はEF800mm F5.6L IS USMで撮っていた方が良いという判断に。
あれから約2年半、EOS R1, R5 mark II世代でようやく使えるAFが搭載されたのと、RAW現像の進歩によってRF600mm F4L IS USMを使うメリットが相対的に大きくなりました。
ですので、今の総括としては「十分使える」という感じです。
歯切れが悪くはあるのですが、やはりロクヨンクラスだとExtenderでもシャキっと写ってほしいというのはあります。
またAFに関してもしっかりとEOS RシリーズボディにマッチしたAF機構を搭載してほしいです。
ただ、ロクヨンとしては及第点という感じですね。
RF600mm F4L IS USMは買いか?
買いか?という話になるとかなり判断が難しいですね。
AFについてはEOS R5 mark II世代のボディでもまだ必要十分な性能であって、欠点がないかというとそういうわけではありませんので、まだレンズ側よりはボディ側の方のAF性能が重要な時代のように思います。
ですので4年後にEOS R1 mark IIでAFが次の世代になって、RF600mm F4L IS USMだと少し追従が遅れるというような状況にならない限り、レンズ側のAFは問題ないように思います。

一応ですがEOS R7 mark IIが今年中に発売されるような噂があって、期待通りの性能ならばEOS R7 mark II + RF600mm F4L IS USMがCanonの野鳥撮影のフラグシップ的な機材になるのは間違いありません。
EOS R5 mark IIでもやはりRF600mm F4L IS USM + Extender x1.4では、かなりAFスピードが低下するんですよね。
ただRF II型、またはExtender x1.4内蔵版がいつ発売されるかわからないのが不安材料ですので、「次が発売されるまでのつなぎでも良い」という感覚で購入できるなら「買い」な気はします。
まぁ…贅沢を言うなら、AF重視の撮影ではRF600mm F4L IS USM、とまりものではEF800mm F5.6L IS USMを使うのが今のCanonではベストだとは思いますね。
RFロクヨンのテレコン内蔵型が期待通りの性能で発売されたとしたら、1本に置き換えられるような感じで。
これでRF200-500mm F4L IS USMがテレコン内蔵で凄い性能だったら笑いますけどねw
今回はあまり役に立たないかもしれないRFロクヨンの話でした。
買い替えや新規購入で悩んでいる人に何かしらお役に立てたら 🙂
さて夏鳥のシーズンが始まりますね、頑張っていきましょう。