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EOS R5 mark II、R7で野鳥撮影 RF600mm F4L IS USMで比較中

はい、ちょっとR7を引っ張り出して撮り比べなどしてみました。

ベニマシコ

距離16m 良条件

EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender 1.4 (換算1344mm 3250万画素)



Canon EOS R7 840mm ƒ/5.6 1/200s 100 -2EV 

この距離は流石にOKですけど、既に目元の解像感的に危うい感じはあります。

これでも少しシャープネスいれてるので、もっとバキバキに解像してておかしくありません。


Canon EOS R7 840mm ƒ/5.6 1/800s 160 -1EV 

とりあえずは良条件での距離15mの小鳥はなんとか大丈夫そう。

距離15mはEOS R5 mark II + Extender x1.4でも余裕の距離ではあるので参考程度ですが。

撮影距離20m 少し暗所

EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender 1.4 (換算1344mm 3250万画素)

Canon EOS R7 840mm ƒ/5.6 1/400s 500 -1EV 

ここは余裕でクリアしてほしかったんですが、ここで既に解像感なし 😛

想像よりかなりソフトに感じるなぁと。

EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM (換算600mm 4500万画素)


Canon EOS R5m2 600mm ƒ/5.6 1/400s 400 -1EV 

クローズアップ写真としても既に解像度が足りず。

羽毛よりも画素の方が荒いような解像度ではどうしても羽毛が少し太くなったような感じになります。

まぁやはりフルサイズ4500万画素 + 600mmは、私のとまりもの用途では、そもそもの画素数的に厳し目。

距離15m 少し悪条件

EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender 1.4 (換算1344mm 3250万画素)

Canon EOS R7 840mm ƒ/5.6 1/400s 400 -1EV 

本来余裕のはずではあるんですが、風で草が揺れてたのでいまいちしっかり撮れませんでした。

まぁ参考程度で。

EOS R7 + RF600mm F4L IS USM  (換算960mm 3250万画素)

Canon EOS R7 600mm ƒ/5.6 1/400s 500 -1EV 

Extenderなしなら問題はないものの、この距離のロクヨンでこの画質だとちょっと微妙感はあります。

ぱっと見は、ある程度シャキっとは撮れてます。

ちょっと急いで機材を切り替えながら撮ってたのもあって、F5.6統一になってしまってますが。

まぁやっぱ、ちょっと撮影自体しくじってますね。

風自体が少し強かった可能性。

EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4  (換算840mm 4500万画素)


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 500 -1EV 

最近撮ってて思うんですが、EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4って安定して綺麗ですね。

EOS R5 mark IIのセンサーってどのくらいのレンズが適合なんだろうと少し探ってましたが、どうもこの辺な気がします。

EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM (換算600mm 4500万画素)

Canon EOS R5m2 600mm ƒ/5.6 1/400s 500 -1EV 

小鳥を距離15mで撮る場合でも、フルサイズ600mmの4500万画素は画素数的にはギリギリ感が。

カワセミは動体では、かつ少し引くのであまり気にならないのですが。

距離14m 少し悪条件

EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender 1.4 (換算1344mm 3250万画素)

Canon EOS R7 840mm ƒ/5.6 1/400s 500 -1EV 

これ撮った時に、「あ、.やっぱEOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4厳しいかも」って思いました 😛

ただ距離も近いのに、一つ前のオスもR5IIでも不思議と綺麗に撮れてないのでもう少し試しますが。

どうもRF600mm F4L IS USMにかえてから感覚のズレがありますね。

まとめ

EOS R5 mark IIとR7の使用感

随分久々にEOS R7を触りましたが、流石に新品60万円と18万円のボディなので撮りやすさは断然EOS R5 mark IIですね。

ただ、とまりものの場合はファインダーのFPSと解像度、あとは単純にフレームが広いくらいの違いですし、撮り比べたら程度です。

EOS R7でも、もともと極端にとまりものが撮りにくいとは感じてなかったので、綺麗に写るならどっちでもいいか程度です。

ただ、普段EOS R5 mark IIを使っている状態でたまにEOS R7を使ってみると、やはりEOS R5 mark IIはいろんな所に金かけてるな~と思いますね。

画質の所感

やはりRF600mm F4L IS USMにExtender x1.4をつけるとEOS R7では厳し目かなというのがいまのとこの感想。

EF800mm F5.6L IS USMが構成的にも超豪勢なスーパーレンズですので、比較するのが間違ってる気がしないでもないですが。

MTF的にもこのくらい違うので、まぁ…そうですよねと。

小鳥をクローズアップ撮影する場合に私が許容できる画質を得るには、EOS R7では800mmレンジで大体5mm~7mmまでは30本/mmが0.85~0.9くらいにおさまってるくらい必要かなと思ってますけど、やはりそれで間違いないなと。

もちろんR7 + RF600mm F4L IS USMで使う分には問題ないのですが、EOS R5 mark IIを持っていて600mmでのカワセミ撮影は軌道に乗ってるので、EOS R5 mark II + Extender x1.4でいいかなという感じですね。

良環境では多分R7 + RF600mm F4L IS USMの方が綺麗なはずですが、EOS R5 mark II + Extender x1.4は悪環境でも安定してそうな気はします。

RF Extender x2.0がかなり厳しいスコアだったので、EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x2.0と、EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4だとどっちが良いかというと、恐らく後者なのかなという気はしますけどね。

1200mmという焦点距離はF8になると回折の影響もあってかなり厳しいので、F5.6で撮れるのはいろんな面で強くはありますね。

というわけで、

  1. EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM
  2. EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
  3. EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4

この順で、3については遠すぎて画素数的に2.ではどうにもならないときに使うくらいでいくので良さそうです。

総括

「いや、チャートとか使ってしっかり計測しろよ」って話もあるんですがどうも現場でいろんな環境で撮り比べないと気が済まない方で、やっぱり生きもの相手なのもあり、私が撮る被写体がどう撮れるかで比べたく。

とりあえず今回撮っていて改めて気づいたのは、EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4のバランスの良さ。

レンズとセンサーの性能がうまく噛み合ってる気がします。

また、画素ピッチもEOS R7に比べたらかなり広いので悪環境にも強いですし、4Kモニターやスマホで見る分には小鳥を撮影しても画素数不足にはなりにくいのもあって、本当に遠距離でどうにもならない場合以外はほぼ事足りる感じ。

結局のところCanonでは超遠距離の小鳥を撮りたかったらEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMしかなさそうということで 😛

あと、歩いてて思ったんですが、EOS R7はかなり軽いですね。

EOS R5 mark IIにはバッテリーグリップをつけてるというのはありますが、随分楽だったので厳しい場所に行くときはEOS R7 + RF600mm F4L IS USMでも良いかもしれませんね。

 

ただなんか今日の撮影は、おかしな感じ?だったのと久々のEOS R7でいろいろとしくじってるので、本当に参考程度で。

さて、頑張って行きましょう 🙂

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