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EOS R5 mark IIで2025年 元旦 鳥はじめ② カワセミ

2025年 鳥はじめ

2025年、あけましておめでとうございます。

今年も近江猫屋敷をよろしくお願いします 🙂

それでは元旦鳥はじめ②です。

①は以下をどうぞ 🙂

EOS R5 mark IIで2025年 元旦 鳥はじめ① ベニマシコ、ルリビタキ、カケス、ミヤマホオジロ、カシラダカ他
2025年 鳥はじめ 2025年、あけましておめでとうございます。 今年も近江猫屋敷をよろしくお願いします 🙂 ようやく9連休も折り返しですが、飽きずに野鳥撮影してきました。 元旦にも関わらず調子に乗っていろんなところを周った結果、...

カワセミ

今年初の顔合わせ


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 160 -2EV 

「どこにいるかな~」と思って池を周っていたら、とても大きなザリガニを加えた課長Jr.を発見。

「あ、このサイズは食べたら1時間ほど休憩だな」と思ってみていたら、バツの悪そうな顔をして飛び去って行きました 🙂

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/4000s 1600 -2EV 

一瞬、「えーっと…またな!」みたいに、横を向いてバサっと逃げるように飛び去る姿がちょっと笑えましたw

しかし、この季節にしてはかなり大きなサイズの獲物ですね。

とまりもの

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/400s 200 -1EV 

課長Jr.は若いので本当に1日中飛び込んでエサを食べ続けています。

排泄の感覚が短い気がするので消化も早いんでしょうね。

ホバリング

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/4000s 1000 -2EV 

今日は何度かホバリングも。

Extender x2のせいかやはり冬の陽ざしは結構ボケますね。

飛び込み

今日は、F値を変えたりExtenderを替えたりしながら撮ってみました。

RF600mm F4L IS USM

F4

Canon EOS R5m2 600mm ƒ/4 1/4000s 800 -2EV 

600mm F4は、被写界深度が少し浅いので水しぶきが厳し目。

後で書きますが、RF200-800mm F6.3-9 IS USMと同じ被写界深度で撮ろうと思うと600mmならF5らしいので次回からはF5かF5.6あたりで撮ろうかなとか思ってます。

F5

Canon EOS R5m2 600mm ƒ/5 1/4000s 2500 -2EV 

大体、RF200-800mm F6.3-9 IS USMと同じくらいの被写界深度。

600mm F5なら暗いわけじゃないですし、悪くないなと思いつつもうちょっとF値あげてもいいかなと思ったり。

F8

Canon EOS R5m2 600mm ƒ/8 1/4000s 2000 -2EV 

600mm F8まで絞るとかなりくっきりとカワセミ本体が解像しますね。

EOS R5 mark II自体が、フルサイズ 4500万画素なのでこれ以上F値が高くなると回析の影響が大きくなって解像しない気がしますので、このくらいの絞りがベストな気がしてきてます。

RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4

F5.6

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/4000s 1600 -2EV 

840mm F5.6は被写界深度は浅いのでやはりかなり水しぶきと本体の位置関係でボケてしまう感じがありますね。

840mmの場合はF10くらいにすればRF200-800mm F6.3-9 IS USMと同じくらいの被写界深度にできますが、ちょっと解像力的に厳しくなる感じですね。

RF600mm F4L IS USM + Extender x2.0

F8

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/4000s 1600 -2EV 

1200mmはやはり視差やちょっとしたズレで簡単にカワセミがフレームから出てしまうのでなかなか大変。

ちゃんと撮れると綺麗ではあるんですが、被写界深度はかなり浅いのでかなり大変です。

まぁフルサイズ1200mmって、被写体をフレームに入れるのすら慣れが必要な焦点距離ですしね。

F8

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/4000s 1250 -2EV 

これもかなりフレームの下の方に。

ピント的にも解像力てきにもいまいちパッとしませんね。

まとめ

ロケーション

今日は課長Jr.が元気で、ひっきりなしに池を周りながら飛び込んでました。

ただ、正月早々なかなか運がなくて「ちょっと目を離した隙」「三脚を立てた直後」「とまりものを撮ってる瞬間」とかに飛び込まれることが多かったです 😛

あとは、飛び込んでくれるものの奥の方へ飛び去ることも多くて「コレ」って感じのショットはありませんでした。

2025年開始早々「そんな甘くないぞ」って言われてるみたいですが、少なくともあと2ヶ月はお世話になりますよ、と。

機材

Extender x2.0での撮影

Extender x2.0でも撮れるのですが、いくつか難易度UP要因があって

  1. ほんの少しズレただけでフレームから外れてしまう
  2. 照準器の視差だけでもフレームから外れてしまう
  3. 飛び込みの予測地点を手前に数mほど外すとデフォーカスでほぼ失敗する

という感じですね…。

やはりレンズを振る調子みたいなのがあって、照準器よりほんのちょっとだけ上だったり下だったりを叩いてしまう事があるのですが、調子が少し悪いとフレームアウトするので相当シビアです。

あとはRF200-800mmと違ってロクヨンは照準器は少し底上げしないといけないので、その分視差が大きく視差の想定がちょっと外れるとフレームアウトします。

1.は「あ、やっちまった」っていうのでわかるんですが、2.は撮れてるつもりで確認したらずれてるのでショック大…。

そして、3。

高いところから飛び込む時は、Extender x2.0だと遠くから撮らないとほぼ無理ですね 😛

焦点距離1200mmなので当然の話ですが望遠効果による手前のデフォーカスが酷くて、どうにもならないことが多いです。

飛び出しからずっとフレーム内に補足すれば行けるのかもですが、私にはまだ高低差があるとスキル的に厳しい 🙁

そんなわけで、Extender x1.4までが妥当かなという気がしてます。

EOS R5 mark II + RF200-800mm F6.3-9 IS USMが無茶苦茶撮りやすかったんですが、やはりあっちはF9という暗さが被写界深度を深くしていてデフォーカスに強く、追跡しやすかったのが大きかったですね。

表示Simulationで被写界深度深くできる?

以前、EOS R7で試していた時に表示SimulationがAFに影響を与えている感じがあったので、「もしかしたら絞りの表示SimlationしたらAFの被写界深度深くできる?」と思ったんですが、どうもそういうことはありませんでした 😛

まぁ名前の通りSimulationなので、絞りもレンズからは開放で光を入れて、それを絞ってるようにシュミレートしてるだけなんでしょうね。

久々に使ったらファインダーのFPSがかなり低下してる感じがあったので、

結局このままと相成りました。

Extender x2を着けたら被写界深度を深くできる?

まぁ、当然のごとく望遠効果の方が大きくてダメだったんでChatGPTさんに計算してもらいました。

というわけで1200mmの場合、F20くらいにしないと800mm F9と同じ被写界深度の深さは得られないのでちょっと暗すぎ&回析が大きすぎるためNGです。

私はRF200-800mm F6.3-9 IS USMが被写界深度的に結構撮りやすく感じたのでこれを600mm、840mmで得る場合は

ちょっとF10は暗すぎるのと回折の影響が大きい気がしますが一応F11くらいまでは大丈夫な気もするので、今度600mm F5、840mm F10で試してみようかと思います 🙂

まぁ、よく「カワセミはロクヨンが撮りやすい」という話は聞きますが、納得な気がしますね。

 

さて、ちょっと元旦に頑張りすぎました 😛
年末年始休暇が始まってからまるで武者修行のようになってます。

体を壊さない程度に頑張って行きたいと思います 🙂

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