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EOS R5 mark IIで野鳥撮影 ベニマシコ、カケス、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ルリビタキ

ベニマシコ

オス

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 640 -2EV 

今日は少し朝早めに行ったんですが、ベニマシコが見当たらなかったので「今日も無理かな?」と思ったんですが、帰りにたまり場をみつけましたw

どうも今年は例年とは違う場所に陣取っている模様。

6,7羽くらいが距離10m以内でモシャモシャと草をずっと食べてましたねw

メス

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/400s 1250 -2EV 

距離9mという近さでも、無心で目の前の草を貪り食ってました。

ベニマシコの生態はよく知らないのですが、食べ続けないと死ぬタイプの生きものなんだろうかw

ツガイ?

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/11 1/400s 5000 -2EV 

両方にピント合うかなぁと思ってF11くらいにしたんですが、近かったので全然ダメですね 😛

というわけで交互に。

ざっくばらん

Canon EOS R5m2 1200mm ƒ/8 1/400s 2000 -2EV 

距離9mで撮り放題というのも結構珍しいので、今年度の分を全部撮るつもりでざっくばらんに。

撮ってて思うんですが、ベニマシコは結構見た目の個体差ありますね。

カケス

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 5000 +1EV 

今日まず出迎えてくれたのはカケスの4羽の群れ。

普段はあまり表に出てきてくれないのですが、今日はちょうど食事時だったのかドングリを凄い形相で咥えてました。


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 2500 -2EV 

面白かったのが、4羽が次々とまったく同じ枝にとまってどんぐりを咥えて飛び立つという行動をくりかえしていた事。

何か彼らの中でドングリ狩りのルールでもあるんだろうかw


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 400 +1EV 

帰り際に別の場所でも。

カケスはよく声はするので立ち止まって様子を見ることが多いのですが、表に出てきてくれることは少ないので今日はちょっとしたカケス祭りでしたね 🙂

ミヤマホオジロ

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1000 -2EV 

「あ~ん?」みたいな。

なんでかミヤマホオジロってヤンキー味を感じます。

黄色と黒でトサカなのでイキった感じを受けるんでしょうね。


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1000 -2EV 

オスばかり撮ってメス撮るのを忘れていたので2羽のショットをぺたり。

もうミヤマホオジロは、ミヤマホオジロだけの群れで活動してる気配ありますね。

カシラダカ

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1250 -1EV 

今年はどうもカシラダカの当たり年ですね。

相当数が群れで動いているのを見かけます。

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1250 -1.3EV 

いつも思いますが、渡り鳥って渡ってきてすぐは少し神経質で、しばらくたつとその環境に慣れて警戒心を解く気がします。

カシラダカも初めは20mくらいでもすぐ逃げたんですが、今は比較的落ち着いていますね。

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 100 

いつも藪などに居るイメージがあるので、青空バックは珍しい気も。

少なくとも10~20羽くらいはこの探鳥地でうろついてそうかな 😛

ルリビタキ


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 2500 -1EV 

チラリ。

このルリビタキは完全にこの場所に居ついていて、定期的に狩りで姿を見せてくれます 🙂

モズ

Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1600 -1EV 

今日は何故か行く先々でモズがあらわれました。

モズって大体目立つ場所で縄張りを主張しますが、藪の中にもいてなんか変な日だったなと。

RF600mm F4L IS USM + Extender所感

Extender なし

解像力

ExtenderなしのMTFに関しては、ほぼ互角です。

EF II型から、マスターレンズ状態で同じ性能が発揮できるギリギリまで蛍石などの素材を削ったのがRF600mm F4L IS USMですね。

そのおかげで大きく軽量化とサイズダウンに成功しています。

マスターレンズで使う分にはII型を使う優位性はほぼないので、RF600mm F4L IS USMで良いですね。

使ってみた感じでは若干RF600mm F4L IS USMの方がキレがあるようにすら感じましたが、そこはコーティングの違いやRFボディ+RFレンズによるAF制御が優秀でジャスピンになってるからかもしれません。

AFスピード

EOS R5 mark IIでの使用では流石にRF600mm F4L IS USMの方が段違いに速いです。

EFII型→EFIII型で数十%くらいは速くなったという話ですが、そこからRF同士で制御できるようになってるからですが。

プリ撮影でカワセミの飛び出しをしっかり追いかけられてる気配はあったので、十分ですね。

 

RF Extender x1.4

解像力

RF600mm F4L IS USMは光学系はEF600mm F4L IS III USMと一緒なので、EF III型のMTFを持ってきてます。

使ってみた感じ、やはりこのMTFでほぼ正しいですね。

EOS R5 mark IIで使うなら840mm F5.6として使っても一応はなんとかなりますが、実際に撮ってみるとEF II型 + Extender x1.4と比べて体感でわかるくらいには全く解像力が違いました。

多分ですがEOS R7で使うとRAW加工の力がないと完全にNGなやつですね。

実は10mmくらいまではほぼRF800mm F5.6L IS USMと同じMTFですので、やっぱりちょっとRF800mm F5.6L IS USMにダイブするのは私には無理ですね。

AFスピード

私が今回RF600mm F4L IS USMで期待していたのは一応使える解像力と、AFスピード。

これに関しては期待通りで、RF Extender x1.4をつけてもあまり違いがわからないくらいには速いです。

カワセミのプリ撮影でも試しますが、x1.4なら追いかけられそうな印象。

EOS R5 mark II + EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4と比べると数倍は速いですね。

RF Extender x2.0

解像力

こっちも使ってみた感じの体感としては、おそらくこれでほぼ正しいように思います。

EF II型+Extender x2.0は使っていてまだなんとかなるかな?という感じなのですが、RF600mm F4L IS USM + Extender x2.0は全く解像しないのでとまりもので使うのはちょっと厳しいですw

1200mm F8で焦点距離は長いですが、同サイズで撮ったRF200-800mm F6.3-9 IS USMよりもソフトですしね。

Extenderとはいえ、大砲レンズでここまでソフトな写真は久々にみたので現地でプレビューみて思わず笑ってしまいましたw

RAW加工は必須で、被写体が近い場合以外は絶対使わない方が良さそうです 😛

実は、RF1200mm F8L IS USMはEF600mm F4L IS III USM + Extender x2.0よりも若干MTFは良好なので野鳥撮影で使えない事はないんでしょうね。

EF600mm F4L IS II USM + Extender x2.0のAFが速い版のようなイメージと思います。

AFスピード

こちらもAFスピードはかなり速いです。

流石にマスターレンズ状態と比べると遅いのはわかるのですが、EOS R5 mark II + EF600mm F4L IS II USMで使ったときと同じかそれ以上のスピードは出てる気はします。

なので、これは多分カワセミ撮れますね。

Extender 総評

体感でしかないですが、EF ExtenderとRF Extenderで画質的なところに大きな違いがあるかというとほぼないかなと。

少なくともRFだから特別に優れているという感じではないですね。

もちろん、RF600mm F4L IS USMはRFマウント用に設計された光学系ではないというのはあると思いますが。

手元にEF600mm F4L IS II USMとEF Extenderもあるので、撮り比べてみても良いなと思ったんですが、画質に関しては体感でわかったのでもういいかなと思ってますw

まぁEF600mm F4L IS II USMが特別なんですが、RFロクヨンはとまりものではExtender x2.0はやっぱり使い物にならない気配あり 😛

まとめ

ロケーション

いま通っている冬鳥探鳥地は概ねのレギュラーはそろったのですが、まだシメやトラツグミ、ミソサザイのようなちょっとイレギュラーな鳥はみかけていません。

これから2月くらいまで徐々に数が増えていきますが、何か珍鳥でも入ってきてくれると嬉しいのですがw

ベニマシコも近距離で撮っておきたいと思ってたんですが無事撮れたので、しばらくは別の探鳥地をまわろうかなと。

9連休2日目ということで、まだまだ時間はあるので色々まわりたいと思います。

機材

今日はRF600mm F4L IS USMにRF Extender x1.4とx2.0をつけて色々撮ってました。

結果としてはやはり3年前に使ってた時に感じたのと一緒で、「EF600mm F4L IS II USMと比べるとRF600mm F4L IS USMはExtender装着時の画質はかなり劣る」というものです。

その時はEOS RシリーズのボディもR5だったのでレンズがRFであることの優位性はほぼなくて、「いや、ダメだろこのロクヨン」ということで売ってしまったのですが、今は当時とは事情が変わりました。

  1. EOS R5 mark IIやR1のAI-AFの登場で、RFマウントであることに大きな優位性ができた
  2. DxO PureRAWやRAW現像の進歩で綺麗にRAW加工できるようになった
  3. EF600mm F4L IS II USMは来年の7月で修理対応期間が切れる
  4. 歳を取ってレンズが軽い事が嬉しくなってきた

実際のところ当時も、「いつかRFレンズじゃないと性能を発揮できないボディが出てくるんだろうな」と思ってはいましたが、それがいつになるのか全く不明でしたので一旦リセットして画質を優先したんですよね。

EOS R5 mark IIが登場するまでの間、EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMで精細な写真を撮りまくりましたし、それはそれでよかったかなと 😛

もちろんExtender時の画質劣化以外ではAFスピードも重量も手振れ補正もすべての面でRF600mm F4L IS USMの方が優秀ですので、今度はEFレンズでは撮れないRFレンズならではの特徴を活かした野鳥写真を撮っていきたいと思います 🙂

RF600mm F4L IS USM + RF Extender x2.0の用途

じゃあ何のためにExtender x2.0買ったの?って話ですが実は試したいことが。

ミラーレスって被写体のデフォーカスに弱くて、F4のレンズなんかを使うとAFがすっぽ抜けることが多いんですよね。

で、RF200-800mm F6.3-9 IS USMという暗いF9レンズでカワセミを撮影していて気づいたんですが、「あれ?ミラーレスってある程度開放F値の高いレンズでAFした方が良くない?」という感覚が。

RF200-800mm F6.3-9 IS USMってもちろんnano USMも初動が速いんですが、開放F値が暗いことで被写体検出精度向上やデフォーカス対策になってる気がするんですよね。

そもそもミラーレスって明るいレンズの方がAFが有利かというと、一眼レフと違ってそういう事もあまりないような気も。

じゃあ絞ったら?って話ですが、困ったことに基本的にAF中は絞りははたらかなくて開放F値固定なんですよね。

どうするか?ってことで、テレコンつけて強制的にF値を高くしてみるかと。

EF600mm F4L IS II USMの場合はExtender x2をつけるとAFスピードが笑えるくらい遅くなるのでNGですが、RF600mm F4L IS USMの場合はExtender x2をつけても十分なスピードを確保できてる気がします。

で、さらに焦点距離1200mmになるので、いらないものを掴む確率も大きく減るしいけるんじゃない?と。

思ったよりAFスピードが出ないとか1200mmは望遠効果によりダメだったとかそういうオチが待ってそうですが、ちょっと試してみますw

いや、なんかロクヨンにExtender x2.0つけてカワセミ撮影ってロマンがあって良いじゃないですか。

 

さて、9連休も2日目が終わりました。

なんか鳥ばかり撮ってますが気にせず邁進しようかと思います 🙂

インフルに気を付けて頑張りましょう。

 

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