RF600mm F4L IS USM
えーとですね、マップカメラが悪いんです 🙂 ワルイノ ワタシジャ ナイデス
来年の6月くらいに購入しようと思ってたんですが、昨日まさかの美品中古がでてきて中古ポイント10倍だったのでポチったら、午後注文だったのに今日の朝に届いちゃいました。
受け取って三脚座を交換したり3年前に使ってたレンズコートを引っ張り出して取り付けてたら遅くなってしまったので、今日はAF性能も見たかったですしカワセミ主体で。
RF600mm F4L IS USMの中古ってなかなか出てこないのですが、この季節だけは数本出てくるんですよね。
逆に言うと、このタイミングを逃すと中古美品はなかなか手に入りません。
値段的に中古美品買うなら新品買えば?って思われる人も多いでしょうが、いざ購入しようとしてみると中古ポイントや価格差、保証料金(ただし中古は1年)で30万円くらい差がつくのと、何せ納期が長い。
ポイントを使うものがなければいまいちですが、今回はRF Extender x1.4とx2.0を購入したのでそっちに溶けました。
いやぁ…まだ届いてないですが、RF Extender無駄に高すぎない?
カワセミ
とまりもの
やはり正午近くになってしまうと、基本的にカワセミかなという感じ 🙂
贅沢な話ですが、この池に住んでいるのでいつでも撮らせてくれるグッドガイです。
距離12mで三脚とレンズ担いで歩いていても全然逃げる気配がありません。
エリートすぎですね。
当然ですがExtenderなしではロクヨンII型と変わらぬバキバキ具合です。
飛び出し
実はEF600mm F4L IS II USMで撮っていて、一番気になっていたのはプリ撮影による飛び出しだったりします。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMでは追従してくれてたんですが、EF600mm F4L IS II USMではどうしても手前や奥に少しずれるとピントが外れていたんですよね。
とりあえずExtenderなしのRF600mm F4L IS USMでは問題なしと。
飛び込み1
これは上の飛び出しからずっと追いかけてみた飛び込み。
私はまだまだスキル不足で追いかけ切れないので、この回も止め損ねました。
まぁ…距離10mなのでレンズを振る角度も大きくてちょっと厳しいですね 😛
飛び込み2
これは後ろの岩に持っていかれましたね。
このパターンはF4ではやはり厳し目です。
飛び込み3
距離13m、これは水しぶきの方にもっていかれてますね。
F4は被写界深度が浅いのでやっぱりこの距離では厳し目。
飛び込み4
逆光方向に飛び込んだのでちょっと陰影が濃いですが。
これも距離13mですが、F8で撮ってみました。
これも水しぶきにもっていかれてるのですが、F8まで絞ると被写界深度的にかなりマシですね。
カシラダカ
ほぼ未加工。
距離17mですが、やはりEOS R5 mark II + 600mmでは小鳥は解像度的にディテールが潰れるのでちょっときついなと。
下はノートリですが、このサイズ感でよくここまで写ってるなという感じはしますが 😛
イカル
こちらは距離27m。
マスターレンズ状態はバキバキに解像するのでここまでのクローズアップにも耐えてますが、やはりせめてExtender x1.4つけてもEOS R5 mark IIならある程度の解像感があってくれることに期待。
まとめ
RF600mm F4L IS USM
まぁ私の性格上、「買うと決めたらなるべく早く買って使った方が得」と考えるので、6月くらいまでで中古美品がでたらいっちゃうんだろうなと思ってはいましたが、まさか買うと決めた当日に美品中古在庫がでてくるとは…。
3年くらい前にEOS R5 + RF600mm F4L IS USMから始まったミラーレス探求の旅も、EOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USMで締めくくることになりそうです。
流石にCanonでは今はこれより上はのぞめないので、当分は買い替えません 😛 コレホント
RF600mm F4L IS USM インプレッション
AFスピード
こちらはExtenderなしでは期待通りのスピードは出ていますが、まだまだ撮影回数が足りません。
ただ、カワセミを撮った感じだとプリ撮影でもちゃんとついていってますし、水絡みでもちゃんと短いスパンでピントが変わってくれてるので大丈夫そうかなと。
心配なのはnano USMよりも小刻みなピント合わせが遅い可能性ですが、もう少し使ってみないとわかりませんね。
あと私的にはRF Extender x1.4、2.0時のAFスピードにかなり期待している所です 🙂
EF600mm F4L IS II USM + Extender x2.0はちょっと厳しすぎる遅さでしたので。
被写体の追従
これに関してはEF600mm F4L IS II USMと似たような傾向はありますね。
AF自体が高速なのでもちろんマシにはなってますが。
AFは開放F値で動作しますのでやはりF4という明るいレンズは被写界深度が浅くて被写体がデフォーカス状態になりやすいためRF200-800mm F6.3-9 IS USMのような開放でF9のレンズと比べると追従しづらい場面があるんだろうなと思います。
被写体が多少前後しようがボケずにクッキリとイメージセンサーに取り込まれる開放F9レンズの方が、画像処理的には有利な場面もあるんだろうなという感じですね。
レリーズラグ的なもの
EF600mm F4L IS II USMで、サーボ時のレリーズ/ピント優先について以前書きましたが、当然ながらRF600mm F4L IS USMの方では全く問題は発生しないので、レリーズ優先に戻しても大丈夫そうな感じです。
今日は何度か飛び込みを撮りましたが、ほとんどが着水直前から写ってたので1コマ目は確実に速くなってますね。
まぁ、おそらくRF600mm F4L IS USMが~というかRFレンズは全般的にそうなんでしょうね。
RF Extenderについて
RF Extenderは明日届くので楽しみですが、実はこのRF Extenderが一番の曲者だったりします。
RF600mm F4L IS USMはご存じの通りで光学設計はEF600mm F4L IS III USMと全く同一です。
で、EF600mm F4L IS III USM + Extender x1.4やx2.0のMTFは公開されてるのですが、RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4やx2.0のMTFは公開されていないんですよね。
というかRFの400mm、600mm、800mm、1200mmの大砲レンズは全てExtender時のMTFが公開されていません。
RF100-300mm F2.8L IS USMは載っているので、明らかにCanonは意図的に載せてないんだと思われます。
これ本当に酷いなとずっと思ってるんですが、まぁ載せるとまずいという事なのかなと思ってます。
- EF Extender よりRF Extenderの描写性能が低い
- RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4の方がRF800mm F5.6L IS USMよりも性能が高いヒエラルキー破壊の可能性
どっちかかなと邪推してますが、1は流石になさそうですので2かなという気もしますが不明ですね。
私の勘違いでどこかにRF大砲単焦点 + RF ExtenderのMTFが載ってるかもしれませんが、知ってる方いたら情報ください 😛
そういうわけで、RF Extenderをつけてどうなるかはかなり楽しみな要素だったりします。
EOS R7 + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4で使ってた頃は解像力はかなり低下していたので、そこはほぼ諦めてますがAFスピードはあまり低下しないという話も聞くのでそこに期待。
手ブレ補正
これは5.5段ということで、III型からは0.5段UPなもののII型からは1.5段UP。
使ってみるとかなり効いているのがわかります。
Extender x1.4使ってみないとわかりませんが、Extenderなしなら手持ちで余裕じゃないかな…?
重量
- EF800mm F5.6L IS USM = 4.5kg (+EF RFアダプタ 0.1kg)
- EF600mm F4L IS II USM = 3.9kg (+EF RFアダプタ 0.1kg)
- RF600mm F4L IS USM = 3.1kg
ということで、以前使ってた時も思いましたがちょっと不安になるくらい軽いです。
別に重いから頑丈というものでもなくはあるんですが、ぶつけたら壊れないか不安w
ロケーション
カワセミはいつも通りですが、今日はヨシの林の方にいったらカシラダカがいたので、朝なら他にもいそうだなと。
ただ、ヨシの林って鳥はいるんですが、すぐ隠れてしまうのでうまく撮れないんですよね。
なんとなくベニマシコやなんかもいる気はしてます 🙂
明日もRF Extenderがいつ届くか次第ですが少し出遅れそうな感覚はあるので、どうしようかなと思いつつ。
カワセミは600mmでも十分なので朝はカワセミに集中してもよいかなと。
さて、年末年始休み1日目が終わりました。
今のところインフルエンザにはかかってませんが、気を付けていきましょう 🙂