カワセミ
はい、いまは山に行ってもあまり鳥に出会えない時期なので、飽きもせずカワセミポイントへ。
今回もEOS R5 mark IIでのカワセミの撮影検証中ですので、大量に検証写真貼ってます。
興味ない人はサラっと流してください 🙂
やはり2個体
今日は最近あまり姿を見ていなかった幼鳥の方もみつけました。
カワセミって光の当たり方で全然違ったように見えるので私には個体判断が難しくはあるんですが、流石に別個体に見えます。
つまり、どうも2羽が同じ縄張り内で共生している模様。
カワセミの縄張り意識はかなり高くて、別のカワセミが鳴いたり姿をみたら通常なら即バトルが始まるので、さすがに血はつながっている気がします。
ただ、それでも冬までには1羽になってそうな気がしないでもなく。
カワセミ課長
今日はカワセミ課長(先住)はいてくれたんですが、いまいち撮りやすい場所でダイブしてくれず。
近距離で枝葉の間に隠れて余裕の表情のとまりもののみパシャリ。
こちらが目立つ行動をしなければ、距離12mくらいまでは全く逃げませんね。
幼鳥
この幼鳥ですが、初め2羽いた幼鳥うちの「ある程度近づける個体」の様です。
今日はカワセミ課長に負けず劣らずで、距離10mくらいまで近づいても逃げませんでした。
1~2週間ほど前に「目が合ったらすぐ逃げる個体」もみたので、もしかしたら3羽で共生してるのかもしれないですが。
飛び出し
もう夕方でかつ暗所だったのでEV-3でもISO10000…一昔前なら撮影する気も起きないISOですね 😛
DxO PureRAWはナシですが、見にくかったのでノイズは凄いもののあえて露出調整してます。
ぱっと見ではディテールがある程度は残ってるのでDxO PureRAWかければ大丈夫そうですけどね。
水面から20cmくらいの高さの枝からだったので、まずはホバリングのように上昇。
AF合焦エリア
というわけで、昨日の検証の通りで飛び出しからのプリ撮影中、完璧にトラッキングでカワセミを捉え続けてくれています。
これを見てる感じだと、背景がうるさくないようなシーンではもうプリ撮影+トラッキング一択ですね 🙂
飛び込み
飛び出し前に1回だけ水浴びして羽繕いしてたのでダイブはしないだろうと思ってたら、いきなりダイブ。
幼鳥はどうも行動が読めないw
前の飛び出しから連続なのですが、飛び出しを撮り切ったところで1度シャッターボタンから指を離したので別々になってしまった 😛
AF合焦エリア
これも昨日確認した通りでカワセミ以外を掴んでる場合でもEOS R3やR7と違って背景に抜けないのと、カワセミを検出できるようになった瞬間にカワセミにトラッキングが移ってるのが素晴らしいですね。
最後のコマ以降はずっとカワセミを掴んでくれました。
やはり水しぶきは動物検出が発動していなくて「何か」として一眼レフのAF風にとらえてくれているようですが、これはこれで的確。
ファインダーを覗きながら撮ったのですが、トラッキングのフレームがカワセミに貼りついてるのを覗きながらの連写はかなりテンション上がりますね 🙂
飛び去り
こちらはその後の飛び去り…手前の方向に飛んでくるのは珍しいですね。
一眼レフの頃は鬼門だった、手前に飛んでくる鳥にピントを合わせ続けるパターンですが特に問題なく。
AF合焦エリア
恐ろしいことに、飛び出しからほとんど瞳AFで瞳にピントあってますねこれ。
一眼レフと違って画像認識なので、鳥として検出しやすい前を向いて飛んでくるのは像が安定してるせいか正確ですね。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMのAFもしっかりついて来てるので、まぁ…良い感じじゃないかなと。
キビタキ
昨日はカワセミが動くのを待っていたらコサメビタキが現れたわけですが、今日はキビタキ。
距離10mほど。
「え?どうしてキビタキ?」って感じで一瞬固まってしまいましたが、すぐにとまりものモードに切り替えてパシャリ。
三脚をたててジッと待ってると、小鳥は私のことをただのオブジェだと思って飛んできてくれることが多いです 🙂
もちろんキビタキも普段このポイントにいる鳥ではないので、完全に渡り中です。
メジロ
メジロ自体というよりは、以前ウォブリングのような挙動をするという話を書いた思うのでそれのためにパシャリ。
真ん中はジャスピンでしっかり羽毛まで解像してるんですが、その前後の2コマは少しハズしています。
カワセミを撮っていても顕著ですので「これはなんだろうな?」と検証中…。
可能性としては
- 新AFの特徴
- RF200-800mm F6.3-9 IS USMのシャープさが足りなくてAFが迷ってしまっている
- メカシャッターでAFが迷ってしまっている
あたりかなと思ってます。
なんとなく、新AFが暗すぎるレンズだとこういう挙動になるか、もしくはメカシャッターのせいな気が。
まとめ
ロケーション
おそらく別個体で間違いないと思うのですが…今日は昼は課長、夕方は幼鳥を見ました。
私には同じ種の鳥の見分けはつかないので、なかなか判断が難しいw
ただ、幼鳥の方もいつのまにか近づけるようになってるので遺伝なのかのこの環境がそうさせるのか。
前もこの低い枝からパシャパシャ飛び込んでいたので、まだ狩りの練習中かもしれません。
このまま2羽居続けてくれると、それはそれでよい感じなのですがw
EOS R5 mark II
カワセミ撮影
今日も撮影していて、やっぱり悪くないなという感覚。
特にカワセミを確実に動物検出できるような環境で撮れるなら、かなりの確率で撮影成功するんじゃないでしょうか。
もちろんEOS R3やR7の頃のAFの特徴も残っていますので、フレーム全体でのトラッキングは背景や謎の物体を掴みづらくはなっているものの同じような挙動になる場合もあります。
ただ、歩留まりというか撮影成功率としては比べ物にならないくらい向上しています。
私の場合は一眼レフ時代の自動選択AFくらいの範囲のフレキシブルゾーンAFを作って、サーボAF中の全域トラッキングをOFFにすることで、できるだけ被写体以外を検出させないようにしてますが、ここはまだまだ試行錯誤ですね。
RF200-800mm F6.3-9 IS USM
このところ、EOS R5 mark II + RF200-800mm F6.3-9 IS USMで撮っています。
画質的にはレンズの解像力は足りてないものの、おそらくDxO PureRAW前提ならばPCで見てもなんとか許せるくらいまでRAW補正できるかなという印象、これはDxO PureRAWが対応したら検証してみます。
もちろんスマホくらいのサイズの媒体での鑑賞が主ならば、全く問題ありません。
EV-3 ISO10000ってEOS R7だと裸足で逃げだす設定ですが、センサー画素面積が広いのでディテールを残してくれてますね。
AFスピード的には手前に飛んでくるカワセミの瞳をほぼ完全にとらえていたので、問題ない感じですね。
1点だけ、もしかしたらEOS R5 mark IIのAFが若干ウォブリング的な挙動をするのがレンズ依存な可能性がある事くらいでしょうか?
EOS R7 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMでは安定してたのでレンズ自体の問題じゃないと思いますが、また検証を続けます。
※上の問題、以下の検証で解決しました。
さて、来週末からは涼しくなるということなのですが残暑が厳しいですね。
そのせいか渡り鳥達も変な場所で留まっている気がしますw
頑張っていきましょう 🙂
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