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EOS R5 mark IIで野鳥撮影 ファーストインプレッション、カワセミ証拠写真

カワセミ

証拠写真


Canon EOS R5m2 800mm ƒ/10 1/200s 6400 -2EV 

今日は(本当に)かなり体調が悪くて午後休をもらって、16:30ごろにようやく帰宅。

そこから簡単にEOS R5 mark IIをセッティングして、どの鳥でもいいので…と撮影ポイントに着いたのは17:30くらいということで、カワセミが飛んできてくれただけでもラッキー、という感じでした。

EOS R5 mark IIの実力を検証しようにも、DxO PureRAW4が未だに対応していないのでこの暗がりの中でRF200-800mm F6.3-9 IS USMでの撮影では何もできず…とりあえず証拠写真という事で。

Canon EOS R5m2 800mm ƒ/10 1/200s 3200 -1EV 

胸の感じを見るに、1ヶ月前にいた幼鳥が成長した姿だとは思いますが、とりあえず縄張りにしてくれたようで一安心。

到着して15分くらいで飛んできてくれたので、基本的にずっと居ついているように思います。

あとはこの1ヶ月の間に人馴れしてくれてるかどうかですね 🙂

EOS R5 mark II

開封

はい、というわけで予定通り

  • EOS R5 mark II
  • LP-E6P
  • BG-R20

が届きましたのでとりあえず開封…。

まぁあまり感慨深いものもないので、ササっと組み立て。

BG-R20、RF200-800mm F6.3-9 IS USM、照準器EE-1装着

というわけで EOS R5 mark II + BG-R20 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM、あとは照準器EE-1です 😛

フードはガンガンぶつける方なので結構汚れてますが、とりあえずコンパクトな野鳥撮影機材の完成。

完全にボディの方が高価な機材構成ですので、どこかでブチ切れてロクヨンとか買わないか心配ですが。

BG-R20

BG-R20ですが、バッテリーをカチっととめるフックのようなものがついてますね。

バッテリーグリップは年々デキがよくなってますね、お値段も上がってるとは思いますが。

保護フィルム

液晶フィルムは、「別にEOS R5のでいいだろ」という事で、EOS R5 mark II対応ってなってないやつを買って貼りましたが、2箇所の液晶のサイズは全く一緒でしたので問題ありません。

EOS R5 mark II対応って書いてるだけで値段上げてるやつありそうですので、R5用で大丈夫だよというご報告ということで。

軽く設定

まだ30分ほどしか触っていませんがその中で「あれ?」って思ったことなど。

ブラックアウトフリー撮影

ブラックアウトフリー撮影をONにすると、露光シュミレーションの設定ができないというのが発覚。

普段EVを下げて撮ることが多いので、これはちょっとまいったなという感じ。

EOS R3は確かこういう制限はなかったような…。

ただ、試しにブラックアウトフリー撮影OFFで撮影してたんですが、「あれ?別にブラックアウトフリーなくて良くない?」ってくらいには可視性は良かったので、別にOFFのままで良い気がしてます。

マルチアクセサリシューカバー

海外の方の動画で、「外し方がわからなくて30分ほど失った」とか言ってた気がしましたが、確かにかなり外しにくかったですね。

多分わたしは照準器つけっぱなしになるので、もう2度と外す機会はないかもしれませんけど 😛

また脱着の練習しよう…。

LP-E6NHでプリ撮影

見事にLP-E6NHではメニューでプリ撮影を選ぶことすらできませんでした 😛

これは事前に知ってましたが「ああ、メニューから選べなくなるのか」という感じでしたね。

あと、電源入れるたびに「このバッテリーでは一部使えない機能があるぞ」みたいな表示がでて鬱陶しかったですね 😛

この表示は消せるのかもしれませんが、おとなしく常時LP-E6Pを使う事にします。

まともにRAW現像できず

DxO PureRAW4

はい、DxOは「自分たちは大きい会社じゃないから許してね」っていつもどうしようもない言い訳してるんですが、確実にユーザーが多いEOS R5 mark IIくらいは先行してやっておけよってガチで思いますね。

前にUIでもかなり嫌な思いしましたが、DxOってノイズ除去の性能以外はちょっとアレだなといつも思います。

9月の対応予定には入ってるようですので暫し待ち…。

Digital Photo Professional

Digital Photo Professional 4.17.10から、ディープラーニング技術を採用した画像処理アルゴリズムによる高画質ツール「Neural network Image Processing Tool」の提供を開始しました。
ご使用いただくためには「Neural network Image Processing Tool」をダウンロードし、有償プランにご加入後、メニューの[拡張機能]から実行してください。

仕方ないのでDigital Photo Professionalのノイズ除去を使ってみるか…と起動したところ「有償プラン」….?

いや、もういいですわ 😛 本当にいらない

ただ、久々にバージョンを上げたら私のPCで強制終了することはなくなってました。

そう言った意味では最終手段としては使えるようになってるかも。

Lightroom

当たり前ですが、AdobeはEOS R5 mark IIには対応済。

Lightroomはこういう対応の安定感と、かなりお安いのもあって人気あるのもわかりますね。

ただ、「強化」のノイズ除去はDxO PureRAWと比べるとかなり残念な性能なのでアレですが…。

それでも今現在ではLightroomの「強化:ノイズ除去」をかけてから、CaptureOneでいじるのがまだマシな模様。

AIノイズ除去でもDxO PureRAW4とは全然別物で、かなりノッペリします。

CaptureOne

昨日も書きましたが、今回はCaptureOneの対応が早かったですね、かなり好感度UPです。

危うく全部LightroomかDPPで現像せねばならない所でしたけど、なんとかノイズ除去以外は普段通り現像できてます。

さすがにEOS R5 mark IIの初動売上にも影響するでしょうし、Canonが気を利かせてくれたのかもしれませんね。

CaptureOneが対応するまで様子見るかって人は結構いるので。

まとめ

動作確認

とりあえず、動作確認しただけというのが今日の状況です。

DxO PureRAW4で処理できない事は確認したので、当面はどうしようもないかも。

とりあえずは一通り設定はしたのでしばらく使ってみて…ですね。

現像しっかりできなくてもAFなんかはテストしていけるのでやっていきたいなと。

動体撮影の性能について

今日は飛び込みを撮るチャンスはありませんでした。

その中でも感じたことを….まだちゃんと検証はしてないので、ファーストインプレッションと思ってください。

新しいボディを買ってプラシーボも入ってる気がしますので、本当に感覚的なものです 😛 参考程度で

動物検出による鳥検出性能、追従性能

これはかなり向上してるんじゃないかと思います。

かなり暗い中で30mくらいの距離のカワセミに合わせてましたが、しっかり掴んでくれてるのとフレーム内で動かしてもまったく剥がれる様子がなかったので、良い感じなんじゃないかと。

トラッキングのアルゴリズム自体も変わってるでしょうし、検出性能が高まったのか追従性能が高まったのかはわかりませんが、ようやく「安心して掴んだ被写体をフレーム内で引き回せるようになった」という感覚はありました。

これについては枝の間を縫って…とか悪いコンディションで試していきたいと思います。

AFスピード

AFスピードもかなり向上してるように感じました。

EOS R7と比べては、文句なしにトラッキングで撮ってても初動がかなり速く感じました。

EOS R3と比べてもスピード的には遜色ない感じで、被写体の検出に関してはR3よりも速い感じはしました。

カワセミが飛び込んだ際に静から動の動きに追従してくれるかが全てなので、また試していきたいなと思います。

感触はよかったよということで。

デフォーカス

手前の極端にボケたものに対してのAFですが、おそらくですが何かしら対処されてますねこれ。

ハードウェア的に向上したというよりは、アルゴリズム的に改善されたという感じ。

部屋の中で遠近のものにピントを移動させるレベルでしか試せてませんが、これまでは「MFにしないとどうにもならないことがあった」のが、そういうシチュエーションがほぼなくなってる気がします。

あと、壁の模様ってこれまであまりしっかりとピントが合ってくれなかったこと多かった(サーチ駆動みたいになる)んですが、瞬時に合うようになってます、これは水面にサッと合ってくれるんじゃないかと期待せずにはいられないですね。

撮っていて一眼レフに近い感覚で使えるなという感触がありましたね…実際に屋外で試さないとわかりませんが、期待しましょう。

ようやく一眼レフから移行しても違和感がないカメラが現れたかも(プラシーボの可能性大)

ブラックアウトフリー撮影

上でも書きましたが、ブラックアウトフリー撮影をONにすると表示Simulationの設定ができなくなります。

ただ、電子シャッター30コマ/秒で使ってる分にはぶっちゃけOFFでも全然問題ないくらいにファインダー内の像は安定してます。

まぁ撮ってみた感じ、これは私はOFFで良いかなと思いつつ。

なんとなく…動物以外の認識アルゴリズムが良くなった?

これまでって、被写体である動物の認識率の問題もあったのですが、結局「背景を意味のある被写体として認識して掴んでしまう」というのがCanonのEOS RシリーズのAFの弱みだったように思います。

ただ、少し部屋の中で使っていて感じるのは「合わせようとしたものにピントが合ってくれる」という感覚。

これまで「なにかよくわからないものにピントが合う」ことが多かったのですが、それがなくなってるおかげで、「何も被写体らしきものがないから、手前にサーチ駆動的にピントを移動するか」という感じで、デフォーカスに対応ができるようになってる気がしますね。

もちろんそれだけではないんでしょうが、かなり良い傾向のように思います。

台風10号

一応、もう熱帯低気圧に変わって大変な事にはならなそうですが雨は降るので土曜は厳しいなと思いつつ。

思わず花鳥園で野生ではない鳥たちで試してしまうかもしれません 😛

まぁ、明日の天気次第ですね。

 

 

では、頑張って行きましょう 🙂

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