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EOS R3,R7で野鳥撮影 カワセミ、ソウシチョウ、シロハラ他

3連休ですね。

明日は晴れるらしいので、今日は雨の隙間を縫って軽く慣らし程度でまわってきました。

カワセミ

とまりもの

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/200s 1000 -2EV 

今日はずっと雨が降っていたので、晴れ間にちょろっと。

カワセミは水に飛び込む鳥ですし、雨でも大雨で魚が見えないとかじゃなければ狩りをします。

今回は偶然空腹時に出会った模様…お腹が減っているときって、人間の方に対する注意力が散漫になりますね。

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/200s 320 -2EV 

ここのカワセミは私1人の時は近づいても逃げないのですが、他にも人がいるとそれなりの距離で逃げます。

多分、私を認識しているというよりは複数人いると「あれ?いつもと様子が違うぞ」って感じで警戒するんでしょうね。

Uターン

飛び出し

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/4000s 5000 -3EV 

最近は飛び出してからホバリング気味にUターンすることが多いような気がします。

獲物はいるけど、少し撮りづらいようなシチュエーションが多いんですかね?

ただ、私はこのアクションが結構気に入っていて「予定された行動」ではない分、普段と違った表情を撮影できて良いですね。

こんな形でカワセミが羽を全開に広げてくれることは、そんなになかったりします。

ホバリング

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/4000s 5000 -3EV 

Uターンの場合、必ず少しだけホバリングのような行動をとってくれます。

なんというか2度おいしい感じ(?)。

EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM はやはりカワセミ撮影には良いですね。

今のところ画質もこれで私は十分です 🙂

ターン

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/4000s 5000 -3EV 

まだファインダーで追いかけるのに慣れていないので、Uターンされるとついていけません。

3コマ目くらいからフレーム内の右側に置いてけぼりにしてしまいました。

まぁ..これは仕方ないかな 😛

飛翔

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/4000s 4000 -3EV 

とまり木で何度かUターンした後で向きを変えたので「あ、これはとまり木を変えて仕切りなおすな」という事でちょっと真剣に飛び出し撮影モードに。

ずっとカワセミの飛び出しタイミングを測っていると、集中力が切れて目を離したすきに飛ばれてしまうことが多いのですが、今回は気力がもちました 😛

飛び込み

飛び込み準備

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/200s 800 -2EV 

まず、飛び込み前の準備。

この後カワセミお得意の「カニ歩き」で場所を微調整したので、「あ、これは難しいところに飛び込もうとしてるな」と。

簡単な場所に飛び込むときは、カワセミはわざわざカニ歩きで位置調整はしないんですよね。

このまま奥の方にカニ歩きしていって見えない場所まで行ってしまったので、追いかけるのではなく待ち構えて撮る方法に変更。

浮上~飛び去り

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/2000s 2000 -3EV 

で、予想通り岩の隙間に飛び込みました。

よくもこんな狭い場所に飛び込むもんだと。

失敗して怪我をしてしまわないか心配になってしまいますね。

岩の隙間に飛び込まれるのにも慣れてきて、少し前までは「あ、ダメだ」って感じで諦めてしまっていたのですが、今は隙間から出てくるカワセミを撮るべく中央にとらえて連写を続ける癖をつけてます。

偶然の要素はありますが、岩の隙間からエサを咥えて飛び出してくる躍動感のあるカワセミ写真になりました。

距離14m。

実はRAW加工なしでは少しピントが合ってないのですが、RAW加工様々ですね。

しかし、なかなか大きなお魚を咥えておられる…落ち葉も一緒にくわえてますね。

チラリとこちらを見ているかのような瞬膜ウインク。

SS1/2000なので羽はとまっていませんが、躍動感がでるのでこれはこれで良いですね。

カワセミのこの羽の形が結構好きだったり。

実際のピント

で、実際のピントなのですがAFはこんな感じで岩~水面を掴んでいます。

Canonのミラーレスで動物検出ONの場合、岩と水面を動物のようなものとして認識してしまって食いついて離れないんですよね。

これがEOS Rシリーズで撮るときに動物検出をOFFにする理由の1つなのですが、ただOFFにした場合は手前の水紋などにAFがあってしまうので、どっちもどっちだったりします。
※要はちゃんと撮れないことが多い

ただ、私はカワセミ撮影の歩留まりを高める方法として「近くの何かにピントを合わせて、そこをカワセミが通過するのを撮る」というのは全然アリだと思ってます。

「カワセミではなく、カワセミが着水したのと同距離の物体にピントを合わせて撮る」というのも立派なテクニックの一つなのかなと。

EOS-1D X mark IIIの場合はデフォーカスに強いためこれを水面に対してできますので、さ的にカワセミのあたりにAFエリアを置いてシャッターを切ればかなりの確率で撮れてたというのも、歩留まりが良かった理由の1つですね。

ソウシチョウ

Canon EOS R7 800mm ƒ/6.3 1/200s 1600 

前回かなり至近距離で撮り逃したソウシチョウを、遠距離ながら遠距離機材でパシャリ。

相変わらず距離30mで小鳥をこの精細さで撮れるのはEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMチートすぎ

ツガイなのか2羽で遠くの木にとまってくれました。

雨上がりは空気が綺麗で遠距離撮影をしても全く霞まなくて良いですね。

カシラダカ

Canon EOS R7 800mm ƒ/6.3 1/200s 640 -2EV 

距離54m、さすがにこれは証拠写真。

カシラダカはこの前も撮ったので真面目に距離は詰めませんでしたが、今期はどうもミヤマホオジロもカシラダカも警戒心が強いような感じがしてます。

シロハラ

Canon EOS R3 800mm ƒ/9 1/2000s 3200 -2EV 

距離9m。

近くに大きい鳥がいるなぁ…とレンズを覗いたらシロハラでした。

こういう場合は大概ヒヨドリですので期待はしてなかったのですが、久々に至近距離で撮れました 🙂

Canon EOS R7 800mm ƒ/6.3 1/200s 500 -2EV 

こちらは距離40m。

こっちのシロハラはカシラダカと同じ場所にいたんですが、警戒心がかなり強い個体でした。

やはり場所によって随分違いますね。

エナガ

Canon EOS R7 800mm ƒ/6.3 1/200s 800 -2EV 

はりきって朝に探鳥地へ行ったのですが、相変わらずしばらくは全然鳥の気配なし。

そんな中でも出てきてくれるエナガ様には本当に助けられます 🙂

まとめ

ロケーション

関西はいきなり気温が下がって冬に逆戻りしているのと、ずっと雨が続いてるのであまり期待せずに探鳥に出たのですが、案外出てきてくれました。

先日は至近距離で逃したソウシチョウも遠距離ながらパシャリ。

ポイントに着いてすぐに空腹状態のカワセミも発見したので総じて調子は良かったように思います。

明日は久々の晴れ予報ですので、早朝からまわりたいなと。

カワセミ撮影

ついこの間こういう記事を偉そうに書いたのに「最近ちゃんとカワセミ撮れてないじゃん」というのも恰好悪いので、今日は少し真剣に撮影。

まさに上の記事で書いた通りの撮り方してるなぁ俺…とか思いながら撮影してました。

待ち構える撮り方と追いかける撮り方は、やっぱり使い分けた方が良いかなと思いますね。

機材

改めてEOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMは、かなりカワセミ撮影に良いなぁと再確認。

RF200-800mm F6.3-9 IS USMは暗いし解像力があまりないしで、使わずに拒絶反応を示す人が多いですが、このくらい撮れてたら十分じゃないですかね…?これはテレ端800mmで撮ってます。

もちろん低画素フルサイズで撮る必要はありますしRAW加工必須ですが、今日も小雨の晴れ間に撮っていたので薄暗い中でこのくらいの動体撮影できれば不満ないですけどね。

EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMのチート具合も相変わらずだなぁと。

このくらいの焦点距離になると大気の影響が大きく影響しますが、雨上がりは無双状態ですね。

さて…明日は関西は3連休で唯一の晴れの日、頑張って撮りに行こう 🙂

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