こゆみです。
この日は朽木のグリーンパーク想い出の森から、朽木いきものふれあいの里跡地まで散策しました。
山道ということで、三脚は使用せず手持ちで撮っています。
オオアカゲラ
朽木いきものふれあいの里跡地の東屋で休憩をしていたら、背後からコゲラとは違う大きなドラミング音が。
ドラミング音+鳴き声で、何となく場所の目安はつけやすかったのですが、木の後ろ側に移動されたりとカメラで捉えるのが大変でした。
見つけても飛び去られるのコンボが2回続いて、流石にもう駄目かな…という気持ちになりましたが、
三度目の正直で3回目に飛来した三羽め?のオオアカゲラを無事撮影する事ができました(´ω`)
ベニマシコ メス
このベニマシコは別の日の別の場所で撮影しました(三脚使用)
沢山撮りましたが繁みの中だったので、ピントがあっていてかつ顔の部分に草がかかってないのは少なかった…。
他に撮れてたのがいじわるっぽい顔の写真になってしまい残念…。
瞳の形や顔の角度によって受ける印象がかなり変わりますね。
エナガ
シュバっと。
鳥が羽を広げている姿っていいですね。
足も伸ばしていてカワイイ。
今回は手持ちですが、以前の証拠写真に比べると何とか撮れたかなと。
個人的に尾羽の後ろ側の黒と白?の模様が好きです。
ヤマガラ
鳥の羽根って何となく左右同時に動いてそうなイメージがあったのですが、たまに片方しか開いてなかったりするのを見ますね。
コゲラ
羽づくろい中。
頭に黒い木くず(?)がついてたり、顔の近くに払った木くずみたいなのが飛んでたり。
コゲラはひたすら木をつつたり登ったりしているイメージがあったのですが、この日は頑張って羽づくろいしてました。
個人的にコゲラはかわいいイメージなのですが、右の写真はかっこいいかも。
シジュウカラ
↑最初の2枚は光が当たっている部分が白飛びしてしまうので露出を低めに、後の2枚はシジュウカラの瞳の部分が顔の黒と混ざって見えにくかったので、露出を高く設定しています。
筒(?)の中にズボっと顔をつっこんでいるのが面白かったです。
中にいる虫を食べてるんだと思いますが残念ながら決定的な写真は撮れず。
かなり長い間、顔を突っ込んだり出したりしてました。
RAW現像解説(作例:オオアカゲラ)
今回のアイキャッチにも使用したオオアカゲラの写真の元画像です。
元々露出の設定を-1にしているのと、逆光で撮っているのでとても暗いですね…。
初めて撮れたオオアカゲラかつ、少し珍しい鳥なので、まず最初におうみねこさんにRAW現像をしてもらいました。
後学の為に、RAW現像してもらったデータの数値を元に、自分で調整前と調整後の変化を確認していきます。
PureRAWで処理
まずは、元写真をPureRAWで処理をします。
PureRAWをかけることによってノイズの除去と、CaptureOneで調整をしていく際に出て来るノイズを抑える事ができます。
左がPureRAWで処理をせずにCaptureOneで加工した場合、右は処理後に加工したものです。
オオアカゲラの頬?の部分に注目すると分かりやすいと思いますが、黒い粒のようなノイズが沢山あります。
CaptureOneで編集
次はCaptureOneで編集していきます。
トリミング
好みのサイズで切り取ります。
この後は手のひらツール?に移り、ダブルクリックでズームしたりしながら見ていきます。
※以下 『露出補正』から『クラリティ』まで、項目の最初に比較画像を用意していますが、たまに画像が表示されない事があります。その場合、お手数ですが再読み込みをお願いいたします。
露出補正
今回はこの数値に。
blogに上げる時は細部もよく分かるように明るめに仕上げています。
ホワイトバランス
青みが強かったので調整。
調整前の色温度は4422。
初期はモードがショットになっていると思いますが、色温度を調整したのでモードがカスタムになっています。
ハイライト調整(ハイダイナミックレンジ)
あご?の辺りの白飛びしていた部分の白い毛が見える様に。
かすみの除去
かすみが取り払われてクッキリと。
シャープニング
更にシャキっとしてきました。
カラーエディター
微調整ですが、彩度をUP。
クラリティー
微調整ですが少ししゃっきりと。
まとめ
散策しながらのポイント
今回のオオアカゲラは、東屋で休憩している時に飛んできました。
野鳥は人間の姿を見かけるとまず近くには寄ってきませんが、屋根の下にいることにより、鳥に上から姿を見られず待つことができます。
屋根がない場所でも、休憩がてらしばらく静かに止まっていたら鳥達が来てくれた事もあったので、なかなか鳥が見つからない時は、一度どこかに留まって少し待ってみるのもいいかもしれません。
RAW現像について
野鳥撮影は鳥を見つける所から始まり、撮影時のロケーションなど色々な条件が重なり、いい写真を撮るのがシビアな部分があるかと思います。
折角撮れた写真の満足度を上げる為にもRAW現像はおすすめです。
露出をいじったりトリミングをするだけでも大分写真の印象が変わってきますので、まずはそこから始めてみるのもおススメです。