雪中行軍
朽木は大体25cmくらいの積雪でしたが少し歩いてきました。
あまり雪の中を撮影機材をかかえて歩く機会はこれまでなかったのですが、相当疲れますね 😛
あと鳥を見つけて撮ろうとする際に、三脚を置いただけでもちょっと移動しても音がするので逃げられやすく。
良い経験だなと思いつつも、なかなか大変でした。
ミソサザイのジョウビタキ変化
草の向こうのミソサザイ
どうも位置が悪くてしっかり撮影できず。
雪があると簡単には移動できないので撮影チャンスを逃してしまいました。
形からミソサザイだよな?と思いつつ撮影していたんですが、家に帰って「やっぱりそうだよな」という事に。
ジョウビタキ
「あ、ミソサザイ飛んだかな?」と思ってレンズを振ったら、不機嫌そうなジョビコ様が。
「あれ?…ジョウビタキに化けた?」という錯覚を。
「なんだ、ミソサザイじゃないのか」という私の心の声にご機嫌を損ねてしまったのか、すぐに飛び去り…。
このジョウビタキ、妙に眉間にしわが寄ってる気が 😛
2枚目、EOS R7でトラッキングONだとこういうのはまず追従してくれないなと。
追いかけてパシャリしたら、やはりとても機嫌が悪そう。
画質が悪いのは1/2000で撮っていたせい…どうも雪の中だと加減が難しいですね。
その後でなぜか近づいてきて、機嫌が悪そうにこちらを睨みつけて去っていきました 😛
まぁ雪が積もって、人間がいない世界で悠々と過ごしていたのに邪魔スンナって感じですかね。
カケス
なんとなくボーっとしてたら比較的近場にカケスが飛んできてくれました。
この季節は比較的フレンドリーなんですかね。
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMですがとても綺麗。
この季節はフルサイズが綺麗だなとなんとなく感じますね。
近距離でシャッターチャンスはあったのですが、なかなか手間取って撮れず。
かなり遠くの暗がりにいるのをなんとか撮影。
ただ、バランスが変なので雪の積もっている中の撮影はどうも苦手だなぁと。
キバシリ
距離33m、限界距離も超えているので証拠写真。
キバシリってスズメよりも小さい鳥なので遠いとなかなか厳しい。
ルリビタキ
これも証拠写真。
撮りたかったルリビタキ♂ですが、ほんの一瞬だけ姿を見せて飛び去って行きました。
手前の木にはちょっとだけ日が当たってるのでほんの少しの差ですが難しいですね…。
まとめ
雪中撮影
雪が降り積もる中で撮影してきたわけですが、「想像以上に撮りにくい」というのが正直な感想。
- 移動しにくい、体力がもっていかれる
- 鳥を発見しても撮影までの間に時間がかかって逃げられやすい
- 移動中に雪を踏む音が響くので逃げられやすい
- 背景が白い雪だったり、雪の乱反射で光の加減が変
主にこれらが原因。
1つ目はまぁそうだよねという感じではあるんですが、三脚抱えているとなかなかしんどいですね。
1歩1歩ゴボるので普段使わない筋肉を使って筋肉痛に。
2,3は似てるんですがとにかく鳥を発見してから撮影開始するまでに時間がかかりますね。
その上で音も響くので鳥がすぐ逃げちゃいます。
誰もいないかなり静かな世界ですので、余計に人間が気になるのかもしれませんね。
最後は撮影として、どうも光の加減が通常とは異なっていて撮りづらいですね。
雪の時に特有の「光はさしていないわりに明るく感じるけどやっぱり暗い」という感じ。
雪が白いのと雪による光の乱反射でそう感じるんでしょうが、撮影結果にもそれが出てます。
コントラストや彩度が低く、でもそれなりに明るいという奇妙な手ごたえ。
難しいものです。
ロケーション
人のいない世界なので、鳥たちがそれなりにいてくれないかな?と期待したんですがそう甘くはなく。
鳥をもうちょっと見つけやすいかなと思ったんですが、目がダメになるのか案外見つけづらいですね。
時刻的に昼近くにしか行けなかったのでそれもあるとは思いますが。
私の感覚では、小鳥たちは日が差さないと活性が上がらない感じがしてるのでもうちょっと晴れ間に行ってみるしかないかと。
どうも今年は地元での冬鳥撮影の調子が悪いので、明日は県外に遠征してみようかと思いつつ。
ま…もうすぐ鳥たちも活発になりますので、頑張っていきましょう 😛