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EOS R3+EF800mm F5.6L IS USMで野鳥撮影 & 2024年 撮影機材紹介

EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM

RF200-800mm F6.3-9 IS USMの検証をするために1ヶ月ほどEF800mm F5.6L IS USMを使わずにいましたが、概ねの検証は終わったので気になっていた撮影をしてきました。

その組み合わせは、EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM

前回はEOS R3はレンタルだったのもあって連写対応しているEF600mm F4L IS II USMで使っていたのでEFハチゴローでは使えていませんでしたがどうなのか?

EFハチゴローはEOS R3の最高連写速度対応レンズではないのですが、同様のEOS R7で使うとちょっと挙動が怪しいことが多いので、気になるところです。

コゲラ


Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/500s 320 

まずはカワセミに会いに行く途中にみかけた気の良いコゲラ様。

まぁ…当然なんですが、久々にEFハチゴローを使ったらちょっと意味わかんないくらいの鬼解像力で少し笑いました。

ほぼRAW加工せずに撮って出しです。


Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/4000s 800 -1/3EV 

こうやって見ると、EOS-1D X mark IIIで撮ってた頃よりは心なしか解像度が高いですね。

2000万画素→2400万画素なので少し解像度は高くはなってるんですが、感覚でもわかる程度に。

カワセミ

とまりもの


Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/500s 2000 +1/3EV 

今日は小雨も降っていて暗くてコンディション的には最悪でしたが、大砲の場合はそういうのはあまり関係ありません。

このシャッキリ感とカワセミの胸の水滴をみていると「大砲だなぁ…」という感じがします。

飛び込み

Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/4000s 3200 -3EV 

例のごとくオブジェの後ろでしたが、そのまま気合で撮影。

EF800mm F5.6L IS USMは2008年発売ですのでもう15年くらい前のレンズですが、ぶっちゃけ気にならないくらいのAF速度と連写スピードが出てますね。

連写についてはわざわざ対応していないと書いてるくらいなので30コマ/秒は出ていないんだろうなと思うのですが、この感じは最低でも15コマ/秒はでているなという感覚…20コマ/秒くらい出てそうですが。

EOS R3が発売されたころはギリギリEF800mm F5.6L IS USMは現役だった気もするので、流石にちゃんと動きませんはまずいと思ったのかな…?これはうれしい誤算 😛

照準器

前に少し書きましたが、EOS R3ってEOS-1D X mark IIIと比べると背が低いので、照準器(EE-1)をつけたらどうなるかな?と思っていたんですが、EF800mm F5.6L IS USMの場合はアクセサリーシューにつけてもギリギリ大丈夫でした。

たしか、EF600mm F4L IS II USMの場合は少しレンズ径が大きいのでNGだったため、視差が抑えられてこれもかなり嬉しい誤算。

お魚ごっくん

Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/4000s 1600 -2EV 

飛び込みは今日も撮れない場所ばかりでしたが、小魚をとってました。

これを見ても、連写速度的には結構出てるんじゃないかな?と。

全然別の話ですが、EOS R3やR7ってEOS-1D X mark IIIにはなかった機能として、プレビューで「連写された画像をすべて消す」的なメニューがある事が非常にGood。

飛び出し

Canon EOS R3 800mm ƒ/5.6 1/4000s 1600 -2EV 

これもやっぱり15コマ/秒よりは多い気しますね。

ただAFはいまいち追いかけ切れていない感じがありますので、この辺は偶然なのかサーボAFの応答速度のせいなのかはこれからまた検証していきます。

なんとなくRF200-800mm F6.3-9 IS USMだとついていけてた気がします。

この辺はEOS RでEFレンズ、しかもAFはII型のものではない古いレンズですので仕方ないですね。

すまし顔

Canon EOS R3 800mm ƒ/6.3 1/4000s 2000 -2EV 

まぁ…やはり大砲画質だなと思いますね。

逆に目のあたりに変なブレみたいなのがあると、多くの場合でズームかなという印象。

なんていうか「画素単位で見た時に二線ボケみたいな違和感がない」んですよね。

なので、RAW現像で明るさ調整する程度で何もする必要がなく。

EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM まとめ

EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USMは「厳しいだろうなぁ」という気持ちで撮ってみたのですが、「あれ?全然大丈夫じゃん」というのが感想。

もちろんRF200-800mm F6.3-9 IS USMと比べるとサーボAF中の動作は鈍そうな感触がありますので、今後撮り比べなどしつつ、検証していければなぁと思います。

EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMを使っていると、連写スピードが出ない、AFが挙動が少しおかしい、シャッター切れない事があるといった変な症状がでるので、EOS R3も一緒だろうと思ってたんですが全然違いましたね…さすがにお値段4倍。

EOS R3発売時にはギリギリEF800mm F5.6L IS USMは新品販売されていた気がするので、「現役で最も高価なレンズが、ミラーレスの仮フラグシップであるボディでまともに使えせん」というのは流石にないみたいです 😛

EOS-1系って昔から大砲のAFが素早く動くという伝説がありますが、EOS R3もバッテリーはEOS-1系と一緒ですし何かあるのかもしれないですね…単純にAF処理が速くて的確なので素早く動いているように感じるだけな気もしますけど。

この組み合わせでの使用は考えていなかったのですが、機材パターンに組み込んで使っていこうと思います。

2024年の撮影機材

機材入れ替え

RF200-800mm F6.3-9 IS USMで1ヶ月撮り続けて概ねの性能など把握したので、今年使っていく撮影機材を整理しました。

撮影機材
メイン機材 EOS R7 EOS R3 EF800mm F5.6L IS USM RF200-800mm F6.3-9 IS USM 三脚・雲台・照準器     GITZO GT5542LS Sachtl...

ここに載ってる機材がいま私が所持している機材で、去年からの変更としては

  • 購入:RF200-800mm F6.3-9 IS USM
  • 購入:EOS R3
  • 購入:GITZO GH3382QD (センターボール雲台3型)
  • 売却:EF400mm F4 DO IS II USM
  • 売却:EOS-1D X mark III

となりました。

EF400mm F4 DO IS II USMは非常に良いレンズですが、800mmレンジ大好き人間としてはRF200-800mm F6.3-9 IS USM導入により出番がなくなりましたので、ドナドナ。

普通に考えるとEF400mm F4 DO IS II USM + Ext x1.4の560mm F5.6の方が遥かに有用ですがそこはソレ。
RFレンズでしっかり撮ってみたいというのもありますね。

それに伴いEOS-1D  X mark IIIもRF200-800mm F6.3-9 IS USM導入でEOS R3に入れ替えでドナドナ。

ようやく待望の超望遠ズームRFレンズが登場したということで、そろそろEOS Rシリーズでの動体撮影をしっかり検証してみようかという感じです。

EOS-1D X mark IIIについては、持っていると楽すぎてつい使っちゃうので、一念発起してEOS R3に切り替えました。

EF800mm F5.6L IS USMについては、機材の中で唯一のEF機材ですがこれはどうしても代えが効かないので残し…というかもう永久に使う事になりそうな気もしないでもないですね。

GITZO GH3382QDについては、どうもRF200-800mm F6.3-9 IS USM用に丁度良い散策用の雲台がなかったので購入。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

とまりもの

RF200-800mm F6.3-9 IS USM 1ヶ月レビュー&撮影のコツ
発売から概ね1ヶ月が経過して、大体RF200-800mm F6.3-9 IS USMを使っての撮影については把握できましたので1ヶ月レビューと撮影のコツなんぞを。 貼っている野鳥写真はすべてRF200-800mm F6.3-9 IS US...

これまでの検証からもわかる通り、RF200-800mm F6.3-9 IS USMは遠くの被写体を撮影するレンズではなく、中距離の被写体を撮影するレンズという感覚です。

そういうわけで、基本的にとまりものではEF800mm F5.6L IS USMを持っていかない/いけない状況での撮影にこのレンズを使います。

具体的には

  • 初見の場所の調査
  • 大きな荷物の持ち込みが厳しい場所
  • 重い荷物を持っての移動が厳しい場所
  • 珍鳥撮影ではない場合
  • 動体も撮りたい場合

で、新しい探鳥地の調査険しい場所体力的にきつい場所散歩などでの撮影がこれにあたりそうです。

まぁ、夏場は間違いなくEOS R7 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMですね 😛 死んでしまう

動きもの

AFはnano USM x2で高速に動作するようですので動きもの撮影は積極的にこのレンズを使いますが、F9だと厳しい場合などは、今日の検証で十分使えることがわかったEOS R3 + EF800mm F5.6L IS USMも使います。

今のところの体感ではRF200-800mm F6.3-9 IS USMの方がキビキビとサーボAFが動いている気がしますが、EF800mm F5.6L IS USMでも問題なくEOS R3でカワセミの飛び込みは問題なく撮れそうという感触ですね。

RFレンズとEFレンズの差異なんかも調べていきたいですね。

余談ですがEF800mm F5.6L IS USMを使う場合ですが、今日使ってみてEOS R3の場合はEOS-1D X mark IIIよりも背が低くてEE-1を直接シューにつけられることが分かったので、視差的には随分楽に。

マルチアクセサリーシューアダプター AD-E1

EOS R7の場合は背が低すぎてアダプターをつけてますので、今の機材状況だとEF800mm F5.6L IS USMで撮るならEOS R3で撮るのが一番視差が小さいですね。

複数人での撮影

あとは今年はモチベーション維持のために嫁と一緒に野鳥撮影にいこうかという事になってますので、その際は嫁がRF200-800mm F6.3-9 IS USM、私はEF800mm F5.6L IS USMを使います。

恐らく私がEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMを使って、嫁がEOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMかな?

嫁は初心者ですのでいろいろなところで失敗しそうで、それはそれで面白いので超初心者向けの記事として投稿してもらう予定です。

まだ嫁は初心者ですのでEOS R7ではなくR3の方が撮りやすい気がしますが、機材重量的に女性には厳しいかもしれないのでそのあたりは使ってもらってみて…ですね。

では、頑張っていきましょう 🙂

 

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