はい…年末から体調が全くよくならないおうみねこです。
カワセミ
サーチ
この場所は狭い池で、冬場は魚があまりいなくなるためカワセミがかなり真剣に池の方を凝視してます。
魚がいないと飛び込むまでの時間が長くなりますし、何より池の端の方に飛び込むことが多くなって撮りづらくなるんですよね…。
お腹が減っている時のカワセミは獲物を探すのに必死で、比較的こちらの方を気にしない傾向が強い気がする 😛
飛び込み→飛び去り
飛び込み
と、いうわけでいつもながら飛び込みはオブジェの向こう側で撮れず。
大体の場合、途中で「あ、ダメだ」ってなって追うのを諦めます。
ただ、今回は早々に諦めたのもあって「飛び去りを追ってみようか」という程度の心の余裕ができました。
飛び去り
今日は着水ではなく飛び去りで新発見がありました。
珍しく背景にピントがあった状態から手前の被写体にピントが戻り、さらにそのまま最後までカワセミを捉え続けています。
これはホバリングの写真ですか?って思うほどに綺麗に撮れてますね。
以前EOS R3でちょっとだけ試した時に、ホバリングだけは何故か撮りやすかったのでそれと同じ現象かなと思いつつ。
これは…どういった場合にピントが戻ってくる&安定するのか知りたいですね…。
1コマ目では後ろのフェンスをとらえているのですが、3コマ目ではほぼカワセミに合って、それ以降はずっととらえています。
みてわかる通り、それなりに真ん中にはとらえ続けてはいますが、完全に真ん中というわけでもありません。
それなのに背景にピントが抜けがちな撮影で枝にとまりきるまで全てガチピンというのはかなり珍しいです。
次は飛び出しから同じ設定で撮ってみようかと思います。
余談
羽の付け根の辺りの力強さにグっと来るものがありますね(謎) 😛
アジトで休憩
ノートリ、距離7m。
「で、なにか用かね?」みたいな。
あまりにも魚がいなくてカワセミが色んな場所を飛び回っていたのですが、途中でこれまで知らなかったアジトを見つけました。
このカワセミはアジトの安全性に自信があるのか、「この距離で逃げないのは野生としてまずくない?」っていう距離でも逃げません。
距離7mって相当近い気がするんですが。
記念?にEOS R7で撮ろうとしたら逃げてしまいましたが、EOS R3でこのサイズ感は凄いですね。
モズ
EOS R3、R7 解像度比較
モズが丁度良い距離でボーっとしてくれていたのでEOS R3とR7の比較。
距離17mのモズなので、13m~14mくらいの小鳥のイメージでいます。
やはりこうやって比較するとEOS R3よりEOS R7で撮っておいた方が解像力は確実に高いですね。
EOS R7の場合は、やはり画素数が多くてRAW現像時にフィルターをかけやすいのが大きいです。
EOS R3はRAW現像前の解像感はそんなにEOS R7とは変わらないんですがRAW現像でフィルタをかけられるだけの画素がないですね。
ただ、スマホで見てる人は違いはほとんどわからないんじゃないかなと思います。
(XPERIA 1 IIでは違いはあまりわかりませんでした)
TwitterやInstagramなどにアップする人はEOS R3+RF200-800mm F6.3-9 IS USMはかなり良い機材な気がします。
EOS R3、R7 色乗り比較
EOS R3
EOS R3で撮った場合、条件が良ければ「おっ」と思う深い色味の写真になる場合があります。
ほぼ撮って出しなのですが、非常に良い感じですね。
以前このレンズはEOS R3が丁度よいと書きましたが、この辺りも理由の1つですね。
EOS R7
EOS R7で撮ると解像度的には高いのですが、全体的に色が少し淡いのでRAW現像でかなり色を盛ってます…がそれでもフルサイズほど色は綺麗になりませんね。
大砲だとEOS R7でも綺麗に色が出ることが多いのですが、EOS R3だとズームレンズでも綺麗に色が出るのが、流石フルサイズというところでしょうか。
アトリ
初めはスズメかと思ったんですが、よく見たら30羽~40羽くらいのアトリが群れてました。
ちょっと近づきすぎたら「ワサっ」と群が動くのでちょっと楽しかった 😛
まぁ…距離25mでEOS R3だとPCではかなり厳しいですがスマホだと問題ない…のかな?
群の場合、私が近づいて1羽でも逃げだしたらそれにつられて全体が逃げ出すので近づくの難しいですよね 😛
全体に見張られている感じ。
ルリビタキ
そしてそんなアトリの群れの中に、ちょこんとルリビタキの♀が。
現像していて気づきました 😛
やっぱりこの方が安全なんでしょうね。
まとめ
年末からもうずっと咳がとまらなくて朝少し遅い時間にならないと活動できず。
明日は天気がいまいちらしいので、今日は朽木なりどこか散策したかったのですが致し方なし。
そんなわけで今日も今日っとてちょろっとカワセミを見てきました。
EOS R3
今日はEOS R3で飛び去りがしっかり撮れてて「お!?」って感じでした。
DPPでも合焦エリアを確認しましたが、バッチリですね。
カワセミの飛翔写真で20枚くらいの連写で全てカワセミをとらえていてガチピンというのは初めてかもしれず。
現地で1枚だけ確認したときは、「お、1枚合ってるな」と思ったんですが全部ですね。
EOS R3、こういうのを待ってました。
ガチピン連発でかつ枝が手前にあってうるさい状態でもカワセミ本体に合焦エリアがでていますので「EOS R3のAFが機能としてしっかり働いている」証拠です。
ホバリング写真か?ってくらいシャッキリ綺麗に撮れてるので、ようやくEOS R3での撮影の突破口を見つけたかもという感じ。
これは私の撮影スキルではEOS 1D X mark IIIやEOS R7では起きなかった珍しい現象ですが、RFレンズでちゃんと撮るのは初めてなので、「EOS R3+RFレンズ(or ナノUSM)」というのが重要なのかもしれません。
しかしトラッキングAFも動物検出もOFFで、追従関係は軒並み追従しにくい設定なので謎は残りますが…。
ちょっと何か掴んだのでこの設定や撮り方をベースに掘っていこうかと思います。
モチベ上がってきましたね 😛
※追記
翌日の撮影時に設定を確認したら動物検出はONでした。
飛び去りはスピードが少し遅いのでたまたま検出がきいた可能性あり。
EOS R3とR7
結局とまりものどっちが良いのか丁度良い距離と被写体で試したかったのですが、今日はフレンドリーなモズ様が協力してくれました。
結論としては解像感ではやはりEOS R7で撮っておいた方が良いですね。
色乗りが明らかにフルサイズの方が良いシチュエーションがあるので、判断が難しい…。
面倒ですが色乗りは後でRAWで頑張れば一応何とかなるので、やはり通常はEOS R7で撮っとくか…というのが今現在の方針。
もうしばらく撮ってみて変わる可能性はありますが。
さて、頑張っていきましょう。
※2024/01/10追記
RF200-800mm F6.3-9 IS USM 一ヶ月レビューまとめました