はい…というわけで過去の写真を引っ張り出してきて掘り出し物を探しながら綺麗に現像しつつ、機材について考察。
- RAW現像
- EOS 5D mark II + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
- EOS-1D mark IV + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
- EOS-1D IV + EF500mm F4L IS USM
- EOS 7D + EF500mm F4L IS USM
- EOS 5D mark III + EF500mm F4L IS USM
- EOS 7D mark II + EF500mm F4L IS USM
- SONY α7R IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
- SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
- EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- EOS R5 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- まとめ
RAW現像
過去2回AI系のフィルタを使ったRAW現像を検証しましたが、その中でわかったのはやはり「ノイズが多い」「解像度が低い」など撮って出しが厳しい写真ほど、補正による効果が高いということ。
今回は遥か昔…ものによっては11年以上前に EOS 5D mark II + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM などで撮った写真にRAW現像処理をかけてどのくらいの効果があるのかを検証しつつ、装備について考察したいと思います。
RAW現像にいては、DxO PureRAW3 → Adobe スーパー解像度 → CaptureOne で行っています。
スーパー解像度に関しては少し像の崩れが目立つことがあるので微妙ですが、枚数が多すぎたので区別せずすべてにかけてます。
EOS 5D mark II + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
オオワシ
なんとSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMにテレコンx2.0(多分SIGMA製)をつけて1000mm F13で気合で撮ってます 😛
三脚も風でブルブル震えるようなのを使っていて、初めて会ったオオワシを何とか撮りたいと思って試行錯誤した記憶が。
DxO PureRAW3やAdobeスーパー解像度を使ってここまでなので、元の画質は低解像な上にノイズ爆発です 😛
流石にズームにx2テレコンは厳しいなという結果ですが、ノイジーなもののオオワシの表情はみてとれますね。
チョウゲンボウ
このチョウゲンボウは人なれしていて、かなり近くで撮らせてくれたので元からかなり綺麗です。
ただ、しっかりRAW現像することで単焦点レンズと言われてもわからないくらいまでクォリティアップできますね。
ヤマセミ
当時は天ケ瀬ダムにヤマセミがまだいましたので、かなり距離はありますが何のスキルもないまま頑張って撮ってました。
しかし、恐ろしいことに飛び込みも案外綺麗に撮れていますね。
オオワシの時に遠くの被写体にx2テレコン使ってもあまり意味がないことを学んでいた様子。
ただやはり、悪条件下ではいくらRAW現像しても単焦点レンズ相当にはなりませんね。
スーパー解像度も補間できるのはせいぜい1段分くらいまでな感覚があるので、フルサイズ2200万画素のズーム500mmで遠距離のヤマセミは酷ですね。
カワセミ
蓮セミを撮りたくて頑張って勧修寺に通って撮ったのですが、高感度ノイズでザラザラだったのが見事に復活しています。
DxO PureRAW3のノイズ除去の効果が凄まじいので、ISOに関してはPureRAW3なしの限界より2~3段分ほど上げても大丈夫ですね。
ただ、やはりそれなりの距離なので解像度的にはもう1~2段ほしいですね。
掘り出し物:キムネビタキ
実は超レア鳥…もちろん当時はそんなことは全く知らず、手当たり次第に撮っていました 😛
これは舳倉島で撮った写真で、調べていたら当時キムネビタキの目撃情報が相次いでいますね。
ただキビタキの幼鳥な気もするのですが、ちょっと私にはわからないのでキムネビタキでいいかと🤤
当時の記事をみてましたがどうもはっきりしたことはわからないようで。
舳倉島の野鳥ってあまり逃げない個体が多くて、これもこの機材で撮った割にはかなり解像してます。
やはり、好条件で撮ったズームレンズの写真は十分にRAW現像で単焦点レンズくらいのクォリティになりますね。
タヒバリ?
ちょっと私には識別の難しい鳥です。
Google Lens様は「ヨーロッパビンズイ」「マミジロタヒバリ」かもね?とおっしゃっておられますが、撮った場所は「舳倉島」ですので怪しすぎ…。
これも好条件で撮っているので良いですね。
EOS-1D mark IV + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
エナガ(饅頭)
このショットもお気に入りだったのですが夕方かつ日陰だったので当時の現像では相当ノイジーでした。
今回のRAW現像でかなり救われた写真です。
ノイズが激しいもののそれなりの画素があってシャッキリ撮れている写真は綺麗に補正可能ですね。
ゴイサギ
このサイズ感の鳥はさすがにズームでも十分ですね。
当時はゴイサギの幼鳥であることすら知らず 😛
キビタキ
これも好条件、当時ズームだった割に綺麗に撮れた感覚のあった写真です。
ちょっと線が太いですが綺麗ですね。
ミソサザイ
真っ暗でSSも上がらず、RAW現像しても持ち上げるとノイジーすぎて諦めていましたが、見事に復活。
ただ、ものすごい至近距離です 😛
EOS-1D IV + EF500mm F4L IS USM
キクイタダキ
EOS-1D IV + EF500mm F4L IS USMは、当時の野鳥撮影ではかなりメジャーな装備で非常にバランスの良い組み合わせでした。
好条件ですが、このキクイタダキは目の部分がうまく解像せずに困っていたのですが綺麗に出てますね。
実は舳倉島 🙂
マヒワ
こういう、何羽もいるシチュエーションってどうしてもピンボケしがちで現像しづらいのですが、余裕をもって調整できます 🙂
スーパー解像度 + CaptureOneで、ピントを少しだけいじれるような感覚ですね。
ミソサザイ
これも当時は露出補正が厳しくて現像しきれずに保存だけしておいたものですが、綺麗に現像できてます。
ノイズは感じられませんし、その上で解像感UP…素晴らしい 😛 なんか怒ってる
ただ、露出は厳しかったもののかなり近距離です。
アオバズク
これも、当時は現像に苦労したんですが…もう今のRAW現像環境では何とでもなりますね。
暗い写真で、目のあたりが黒っぽくて陰になっている被写体のシャドウ持ち上げが本当に楽になりました。
EOS 7D + EF500mm F4L IS USM
ウソ
EOS 7Dは、当時待望の高性能APS-C機だったのですが…R7同様でレンズを選ぶのとセンサー的にかなりISO耐性が厳しくて非常に苦労させられたボディです。
ウソは結構ベッタリとしてしまう鳥なんですがちゃんと解像してます。
アカショウビン
今はもう有料になってるようですが、八東でまだ自由に撮れた頃に撮ったものです。
それでも営巣地には近づけなかったので結構距離がある&暗い中でなんとか..。
SSが上げられず元の写真はかなりブレてますが、スーパー解像度からのCaptureOneシャープネスやストラクチャでギリギリ見れるところまで。
せっかくのアカショウビンチャンスだったのに綺麗に撮れなくてちょっとしょんぼりしてたショットですが、今のRAW現像ならなんとかなりますね。
アカゲラ
これも近くはあったものの当時ザラザラで現像に至らなかったショットですが、イケてますね。
とにかく7DはISO耐性が低くてISO800でもかなり厳しかった 😛
ただ、今ならRAW現像で綺麗に補正できるので7D mark IIあたりは非常にお買い得なのかも…。
ミヤマホウジロ
はい、舳倉島です 🙂
ミヤマホウジロは山盛りいました。当時はあまりわかってなかったのですが近場で撮るのは結構大変ですね。
診療所裏の水場は撮りやすいのですが、暗いので当時の写真は綺麗に現像できたものは少なかったのですが、今のRAW現像環境ならかなり楽に処理できますね。
マミチャジナイ
舳倉島や普正寺の森ではよくみるマミチャジナイ、当時は名前も知りませんでした。
雨も降っていて薄暗かったのと彩度が低くて綺麗に処理できていなかったのですが、十分に見れる感じに現像できてますね。
全般的に彩度の低い写真は現像が難しいですね。
ハチジョウツグミ
流石にこのサイズの鳥は問題なし。
まぁ…EOS 7D + EF500mm F4L IS USMは今使ってもかなり綺麗な機材ですしね。
オオワシ
流石にEOS 5D mark II + SIGMAズームで撮っていた頃と比べると段違いに解像しています。
それでも現像前はかなり厳しい写真なのですが、かなり綺麗に現像できてます。
EOS 7Dのノイズをここまで除去できるのは圧巻です。
掘り出し物:ニシノビタキ
これも舳倉島で…(略)。ノビタキな気しますが、なんか西欧のノビタキなんでしたっけ…?
本当にそこらの小鳥が普段近場で見ない鳥だったりするので油断できない場所です。
これは好条件、さすがに綺麗。
EOS 5D mark III + EF500mm F4L IS USM
ルリビタキ
EOS 5D mark IIIどんなもんかな…という事で使ってみたものの、野鳥撮影にはもう一つ不向きであまりサンプルはありません 😛
ただ、今のRAW現像環境ならEOS-1D X mark III同様でそんなに違和感ないですね。
5D3と7Dの場合は7Dのノイズが相当厳しいので、当時は5D3を使う場面も少しあった感じです。
EOS 7D mark II + EF500mm F4L IS USM
ブッポウソウ
これは、朽木で撮りやすい場所にブッポウソウが営巣して人だかりができていた時ですね、懐かしい。
7D mark IIは…私の感触ではかなり画質が厳しかったのですが、それなりに見られるくらいには。
悪条件からのRAW現像は、厳しいものの見れるくらいまでは持ってこられる…という感じですね。
結局、好条件で撮影できるシチュエーションではどんな装備でもなんとかなるんですが、やはり「この悪条件で撮るしかない」という状況ではどうしても大砲や高性能なボディが欲しくなりますね。
サンコウチョウ
初めてのサンコウチョウですが、かなり暗い場所で突然至近距離に現れて、すぐ飛んで行ったのでブレブレ…。
頑張って今のRAW現像環境で補正しましたが、この辺りが限界でした 😛
特に散策での野鳥撮影は一期一会ですので機材については考えさせられますね。
カケス
これは…どんな距離で撮ったんですかね 😛
いまカケスをこの距離で撮れと言われても、かなり難しいです。
ただ、やはりそれなりに薄暗くはあったので当時はRAW現像してもかなりノイジーでしたが、今は非常にGoodです。
SONY α7R IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
エナガ
これもかなりザラザラだったんですが、綺麗に。
ズームレンズや高画素機の場合はノイズ除去の効果がかなり大きいです。
ただSONY機はそもそも解像度の方を優先してる感じがあって、ノイズは多い気がしますね。
SONY機はシャープと言われますが、どちらかというとノイズ除去がCanonよりかなり弱いのでその結果な気がします。
カワセミ
ただSONYのセンサーは全般的にノイジーですが、かなり綺麗にノイズを消せます。
頑張って真面目に色補正しないと、Canonより艶みたいなのは出づらい感覚はありますが。
Canonはその辺のバランス…というか誇張がうまいですね。
しかし、交尾前ってなんか同じポーズをとるというルールでもあるんですかね 😛
シンクロしすぎてて撮影しながら「フッ」ってなってました。
α7R IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの写真は今のRAW現像ならノイズ感はなくなるので非常にGoodですが、もうちょっと色味は設定を詰めた方が良さそうですね。
SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
ノビタキ
綺麗なものの解像し切らない感じはやはりズームだなという感じはしますが、昔ほど単焦点レンズと差はないですね。
α1は解像力という面ではEOS R7より1段くらい低くて、画素数が倍くらい違うイメージです。
α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの写真もノイズ除去が非常に効くので良いのですが、「解像度が高いのもあって既にRAW現像で救えるクォリティに達していることが多い」感覚があります。
これ以上のクォリティアップが必要だとやはりロクヨン行くしかない感覚ですね。
カワセミ
これもかなりザラついてて厳しいなと思ってましたが、綺麗に消せてますね。
カワセミ撮影スキル皆無な時にα1で初回のカワセミ撮影でズームレンズで何気なく撮ってこれという…どんだけ撮りやすいんだって感じです。
α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSは、未だに買い戻したくなるくらい野鳥撮影では鉄板機材でしたね 😛 70~80万円コースですが
クロツグミ
あまり逃げないクロツグミ。
昔は本当に黒い鳥はRAW現像が厳しかったのですが、PureRAW3でノイズを消せるので比較的綺麗に現像できます。
どうしても真っ黒になるのでシャドウや露出を上げるんですが、CaptureOneでもノイズが浮き上がってくるんですよね。
DxO PureRAW3を事前にかけておくことで、このノイズの浮き上がりをかなり…というかほぼ防げます。
ただ、やはりズームレンズは黒い鳥は厳し目な印象がありますね。
ノスリ
これも、撮って出しの時点で既に概ね解像してた感覚ですね。
EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMもなのですが、通常使用ではあまりスーパー解像度に頼らなくても良いくらいには解像してることが多いですね。
逆にこれでもう1段..というか羽毛まで~となると2段以上は焦点距離かセンサー解像度上げないと厳しいですね。
EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
サンコウチョウ
比較的最近ですが、かなり暗い中でF7.1のレンズで撮ったものですけど全然ノイズがみえませんね。
ノイズ除去の性能UPでRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMがかなり良い感じになった気がしてます。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMが敬遠される理由はやはりF7.1という暗さなのですが、このくらいの悪環境でここまでサンコウチョウを撮れるならもういいんじゃない?って感じが。
当時はシャドウや露出補正のノイズが消せなくて本当に困ってましたが、全く問題なし。
EOS R5 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM
イソヒヨドリ
400mm F8ズームレンズですが好条件なら十分です。
これスーパー解像度がいらないくらい近くで撮れてるので、ブロックノイズを考えるとDxO PureRAW3 + CaptureOneだけでやればもうちょっと綺麗かな?
RF100-400mm F5.6-8も好環境で撮れるなら超軽量で良い装備ですね。
しかし、流石に400mm F8は背景がうるさい😂
まとめ
気になっていたこと
大砲レンズの必要性
今回とにかく確認したかったのは、RAW現像によって大砲レンズがいらなくなった…ということはないのか。
AIによるRAW補正がかなり凄いことになっていて、ハチゴローとかで撮る意味なくなってない?とかいう一抹の疑念が。
結果としてはズームレンズでも好条件では十分綺麗な現像ができるものの、悪条件ではDxO PureRAW3のノイズ除去でも厳しいくらいにノイズがのることも多いですし、解像力的にもスーパー解像度をかけたうえでシャープネスやストラクチャとガッツリかけても厳しいことがまだまだ多いです。
大砲レンズが大砲レンズたる所以は、明るくて解像力があるからこそ….ですので、とにかく悪条件に強く、そのうえ野鳥撮影は「悪条件」での撮影が非常に多いので、やはりかなり大きなアドバンテージがあります。
またEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMのような明るめの長射程高解像装備では、30mとかでそれなりに暗くても「好条件」ですし、同条件でもEOS 5D mark II + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMでは「悪条件」で、10mくらいまで近づけてかつ明るい場面でようやく「好条件」なので、「好条件」や「悪条件」の範囲もかなり差があります。
ただ、昔はズームレンズで「好条件」で撮っても大砲レンズにはとてもかなわなかったのですが、RAW現像の進歩で肉迫できるようになりましたね。
またレンズ問わず「悪条件」で撮ってもRAW現像で救える可能性がかなり高くなっているのは間違いありません。
RAW現像の感触
やはり、DxO PureRAW3が非常に高性能で、高ISOによるノイズをほぼ忘れさせてくれます。
ですのでRAW現像の進歩によって「レンズの明るさやボディの高感度耐性はかなり補えるようになった」ということですね。
解像度の方はスーパー解像度を使えば「画素数が少なくて解像度が低い場合」は約1段分(画素数2倍)くらい補正できるものの、まだまだ足りません(画素数が足りなくて解像度不足の写真をギリギリ救えるくらいの感覚)。
ですので撮影時にはISOや明るさよりも、焦点距離や解像力、AF性能、サイズ感や重量の重要度が相対的に高くなったと言えるのではないかと思います。
もちろん人によって重視する点は違いますので、そうじゃない方もいるとは思いますが。
機材について
ですので、私のように高解像な写真が好きな人間のとまりもの野鳥撮影では、明るさよりは解像力や焦点距離を重視したレンズを選択するのがベターなように思います。
もちろんベストは明るくて焦点距離も長くて解像力のあるレンズですが、高価で重くて大きいというデメリットがあるので。
これは実はいまのCanonの方針と適合していて「暗いけど解像力があって、コンパクトで軽いレンズ」がRFレンズには多いです。
「高感度耐性や解像度」は今後もソフトウェア面で性能向上していく部分で、「コンパクトさや軽さ、AF性能、手振れ補正」などはハードウェア面で動かしようがない部分ですので、CanonはRFレンズについてはそういう将来を見据えている気がしないでもないです。
- RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- RF600mm F11 STM
- RF800mm F11 STM
これらはがっつりRAW現像しない場合は少し厳しいのですがRAW現像前提ならばかなり魅力的で、今後もソフトウェア面の性能UPで使い勝手が良くなっていくレンズですね。
F11シリーズはちょっと解像度やAFは厳しいものがありますが、焦点距離が長いので相対的に解像力はUPしますし、F11というのはノイズ除去性能を考えると好条件下では使える範囲です。
特にRF800mm F11 STMは、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMに常にExtender x1.4が装着されてるような感覚で、フルサイズで使う分には好条件下では十分使えます。
ただEOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM と EOS R6 mark II(R8) + RF800mm F11 STMだと、F値が全然違うのとAF速度、防塵防滴、ズームの汎用性、最短撮影距離、近距離撮影での解像力などで私は前者が良いかなと思います。
レンズのお値段3倍くらい違いますけどね 😛
JPEG撮って出し…やガッツリRAW現像が面倒という方はフルサイズで撮っておいた方が良いとは思いますけど。
RF100-400mmは、実は中央部の解像力が結構あって好条件下ならばRAW現像でなんとかなりますので、EOS R7との組み合わせで結構いけるレンズですね。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMがやはりほしくなってきたなぁ 😛
こうやって歳を取ってEF800mm F5.6L IS USMを持ち歩くのが億劫になっていくのかw
感想
久々に昔のRAWファイルを引っ張りだして現像してみましたが、RAWファイルさえ残しておけば今後の現像ソフトの性能UP時にクォリティアップできるので残しておくとよいですね。
全体的には予想してた通りですがRAW現像の進歩で「悪条件で撮っても救える率」が非常に高くなっています。
あと、10年以上前の舳倉島での写真を漁っていてかなり楽しかったです。
その辺にとまっている鳥が珍鳥だったりするので気が抜けないw
さて…梅雨で雨が続きますので、もうちょっとRAW現像なりAIなりを突き詰めていきます 😛