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Sachtler FSB8 mkII 購入

Sachtler FSB8 mkII

はい、というわけでザハトラーFSB8 mkIIです。

フジヤカメラさんに在庫があったので注文、翌日届きました。

購入に先立ってGITZOのボールアダプタとかは準備していたので、部屋でニヤニヤしながら組み立ててみました。

上の写真はパースの関係でEOS-1D X mark IIIが横長のボディに見えますね 😛

週末は天気が悪そうですが何とか隙をみつけて撮りに行ってみます。

ま、当面はジンバル雲台の方が撮りやすかったなぁとか思うかもですが。

装備の紹介

せっかくですのでカワセミ撮影で使っている装備を紹介 🙂

EOS-1D X mark III

現在(2023/03/22)のCanonプロフェッショナルモデル。

ミラーレス一眼の波が押し寄せる中でおそらく最後の一眼レフとなるフラグシップボディです。

フルサイズ2010万画素と、野鳥撮影には向いていないボディですがカワセミ撮影はどちらかというとスポーツ撮影分野に近いので非常に撮りやすいです。

メカシャッター16コマ/秒。もちろんローリングシャッターの歪みなどは全く感じられません。

ミラーレスのように認識や検出系は得意ではありませんが、「AFエリアの中にある被写体をとにかく撮る」という性能ではCanonでは最も高い性能を持っていると感じています。

ビルドクォリティも当然ながら見事で、多少雑に扱っても全く不安はありません。

CFexpress type Bのデュアルスロット、GDローパスフィルタなど、フラグシップにふさわしい性能を有しています。

EF800mm F5.6L IS USM

2008年5月発売。

もう15年ほど前のレンズですが、つい2年前の2021年まではフラグシップレンズとして販売されていました。

解像力などは未だに他のレンズを寄せつけず、野鳥撮影に最も適している800mmレンジでは最高のレンズです。

古いレンズなためEOS Rシリーズの最高連写速度に対応していない点だけが残念ですが、EOS-1D X mark IIIと組み合わせることで、いまだにカワセミ撮影でも非常に高い性能を発揮します。

AF速度もII型レンズなどに比べるとおそらく遅くはあるのですが、他のレンズではExtender x1.4を使うことが多いためExtender x1.4なしで使えるこのレンズのAF性能は非常に高いと言えます。

私がこれまで試した中では、800mmレンジでEOS R7の画素ピッチに耐えられる唯一のレンズです。

LensCoat LC800M4 キヤノンEF800mm F5.6 IS用 レンズカバー(アドバンテージMAX)

レンズコートは高価なレンズカバー..ではあるのですが、1度使うとこれなしでは大砲レンズをケースから出す気がしなくなります。

迷彩という意味合いはあるのですが、それよりもとにかく頑丈でレンズ保護に最適という点がとにかく大きい。

どうしても持ち運びしていると(本当に軽く)ぶつけることはあるのですが、傷や衝撃からレンズを保護してくれます。

LensCoat フーディ レンズキャップ 4XLサイズ

こちらはレンズコートの蓋。

Canonのレンズキャップはレンズコートをつけているとうまく装着できないため、これで蓋をします。

大砲レンズを使っているとフードを外して反転して片付けるときが最もレンズを傷つけやすいタイミングですので、基本的に私は大砲レンズにはフードをつけっぱなしでこれをかぶせています。

 

Leofoto(レオフォト) レンズフット CF-04

大砲の三脚座はもちろんアルカスイス互換なわけはないので、これを装着してます。

レンズの三脚座をじかにコンクリートや鉄の柵の上に置くと傷がつくため、これをクッション的に使ったりもしています。

軽量化やサイズダウンにも1役かっています。

Sachtler FSB8 mkII

カワセミをまじめに撮り始めて半年ほど、課題であるフレーミングの安定度を高めるために購入。

前々から、カワセミ撮影についてはボディとレンズの選定が終わったら雲台だろうなとは思ってましたが。

FSB6 mkIIでも良いかな?と思いつつ、まぁ雲台はもう買い替えはなさそうだし最終雲台として買っておくかと。

EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMってカワセミ撮影では最も重いくらいの装備なのですが、カウンターバランスも余裕で対応できます。

以前、ManfrottoのMVH502AHを使っていた時には完全にお辞儀してました 😛

部屋で振ってみてた感じ、カウンターバランスは7、他は2ですかね。

この辺は実際にカワセミを追ってみて。

Leftfoto 110mm クイックリリースクランプ カメラマウントクランプ

ビデオ雲台はアルカスイス互換ではない場合が多く、アルカスイス互換のクランプを装着して使う場合が多いです。

KIRKのクランプが良い…とは聞きますが、この部分にまでお金をかける気はあまりなく…。

名前からして怪しいですが、そんなに問題なさそうなのでこれを使っています。

¥2,399なり。

GITZO (ジッツオ) システマティックビデオアダプター5型75mm GS5321V75

GITZOの三脚の標準はフラットベースですので、ボールアダプタを装着してFSB8 mkIIをのせています。

以前フラットベースアダプタが外れてEOS-1D X mark II + EF600mm F4L IS II USMを落下させた身としては、ここはケチらず。

Gitzo GT5542LS 三脚5型

もう10年以上前にフジヤカメラで中古で購入して使い続けています。

三脚はしっかりしたものを購入しておけば一生ものです。

雲台からボディ、レンズまであわせると9~10kgくらいある気がしますが、まったく揺れません。

この10年、買い替えずに使い続けている唯一の装備かも。

Gitzo GC5560 [レッグウォーマー シリーズ3・4・5三脚用]

結構薄いのですが、肩にかけることが多いので三脚にはこれを巻いています。

Gitzo純正なのは…まぁ気分ですね 😛

OLYMPUS 防滴機構 ドットサイト照準器 EE-1

ドットサイトはずっとこれ使っています。

使いやすさ…ではちょっと使いづらくはあるのでSONIDORIあたりを試すか悩み中…。

PeakDesign ピークデザイン スライド ミッドナイト SL-MN-3 PeakDesign ピークデザイン スライド セージ SL-SG-3

 

大砲レンズを担いでると、正直PeakDesignを使うのは怖くはあるのですが今のところ問題は起きていません。

EOS-1D X mark II + EF600mm F4L IS II USMの落下事故以降、三脚にボディとレンズをつけて担ぐときには必ずストラップを首にかけた状態で担ぐようにしています。

「自分は大丈夫」…と思われるかもしれませんが私の場合は三脚のフラットベースアダプタが外れて落下したので、まったく予想できませんでした。

ストラップは保険で必ず首にかけておくことをオススメします。

リモートスイッチ RS-80N3

もともとカワセミ撮影はリモートスイッチで撮っていたのですが、FSB8 mkIIに変えてもしかしたら復活する可能性もあるかな?という事で。

安定したビデオ雲台なのでパン棒+レリーズの方が良いかも?という感覚がなんとなくあります。

まとめ

Sachtler FSB8 mkII

正直、雲台については試すことも難しいですし購入金額と売却金額の差が大きいので「えいやっ」するしかありません。

このところカワセミ撮影をしていて、フレーミングが安定しないのが最も大きな課題ですのでダイブしてみました。

α1 + FE200-600mmで撮っていた時期が少しだけありましたが、実はその時期はManfrotto MVH502AHを使っていて「カワセミ撮影安定してるな」と思ったんですが、ジンバル雲台ではなくビデオ雲台を使っていたからな可能性はあります。

Gitzo GHFG1(ジンバル雲台) → Sachtler FSB8 mkII にかえてみてはたしてどうなのか?

カワセミを撮り始めたころはあまり違いがわからなかったのですが、今はそのあたりの違いもわかりそうなのでしばらく試してみようと思います。

願わくば噂通り「お、これは凄い」という感想になりますように。

カワセミ撮影装備の合計金額

装備 現在の入手価格? 備考
Canon EOS-1D X mark III ¥460,000 (中古) MapCamera参考
(あまり出てこない&値上がりの可能性あり)
Canon EF800mm F5.6L IS USM ¥800,000 (中古)
LensCoat LC800M4 ¥25,000 (新品) Hobby’s worldで取り扱いがあります
LensCoat フーディ レンズキャップ 4XLサイズ ¥10,000 (新品)
Leofoto(レオフォト) レンズフット CF-04 ¥16,000 (新品)
Sachtler FSB8 mkII ¥208,000 (新品) フジヤカメラやビデオ近畿など、映像系が強いお店に在庫あり。
Leftfoto 110mm クイックリリースクランプ カメラマウントクランプ ¥2,400 (新品) Amazonで適当に
GITZO システマティックビデオアダプター5型75mm GS5321V75 ¥10,000(新品) MapCameraで扱ってました
Gitzo GT5542LS 三脚5型 ¥100,000 (中古) フジヤカメラで10年前に中古購入
Gitzo GC5560 [レッグウォーマー シリーズ3・4・5三脚用] ¥10,000 (新品)
OLYMPUS 防滴機構 ドットサイト照準器 EE-1 ¥12,000 (新品)
PeakDesign ピークデザイン スライド ミッドナイト SL-MN-3 ¥12,000 (新品)
PeakDesign ピークデザイン スライド セージ SL-SG-3 ¥12,000 (新品)
リモートスイッチ RS-80N3 ¥4,500 (新品)
合計 ¥1,681,900

FSB8 mkII購入で概ね大きなものは買い終えたので、合計金額を一度計算….回り道なしで現在のカワセミ撮影装備を購入すると大体168万円ですね。

最近はα1+ロクヨンや、Z9+大砲とかで撮っておられる方も多いので、まぁ本気撮影では標準的な金額なのかなと思いつつ。

いろんな装備をレンタル気分で使うために100万円くらい投げ捨てた気がしますが、良い経験になったと思うことにします 😛
※α1 + ロクヨン買えたんじゃない?とかそういうのは忘れます

EOS-1D X mark IIIは4ヶ月ほど前は結構投げ売り?されてたのですが、中古在庫が一気になくなってまた高くなってますね。
実は私は良品を36万円で手に入れたのですが、昨日みたら46万円になってました。

EF800mm F5.6L IS USMは、これも4ヶ月ほど前に数個みかけたのですがそれ以降在庫をみてません。
いまでてきたらまた高くなってるかもしれませんね。

今後

ようやくいろいろな検証も終わったので装備を整理してます。

EOS R7はEF800mm F5.6L IS USMとセットで、カワセミ撮影以外では最高の野鳥撮影装備として重宝しています。
この組み合わせはもうド安定ですね。

EF600mm F4L IS II USMはまだ手元にはありますが、ドナドナ予定。

本当にEF600mm F4L IS II USMをドナドナしてしまって良いのか?は悩むところではあるんですが、EF800mm F5.6L IS USMがあると出番があまりないので、もし超軽量なRF500mm F4L IS USMが出たらそっちを購入..ですかね。

EOS R1については500mmでも十分カワセミ撮影できるくらいの解像度がないと購入は見送るかもです。
EF800mm F5.6L IS USMをEOS R7とEOS-1D X mark IIIで使うのが良すぎるんですよね…。

EOS R5はEF800mm F5.6L IS USMで最高連写速度(20コマ/秒)が出てかつフルサイズ4500万画素なので、もうちょっとお安くなったらカワセミ撮影用高解像装備として購入するかもしれません。

さて、では当面はFSB8 mkIIでカワセミ撮影がどうかわるか、検証していきたいと思います 🙂

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