はい、そろそろ疲労がたまってきていますが、EOS R5で少し撮ってみました。
- カワセミ
- 飛び込み1 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み2 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み3 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み4 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み5 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み6 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み7 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み8 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み9 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み10 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- まとめ
カワセミ
飛び込み1 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
EOS R5、久々に使いましたが使ってみるとAFスピードが思いのほか遅いかな?という感想。
確かにEOS R7に変えた時に若干AFが速くなったような感覚はありましたが、まぁどうでしょうね。
これは全画面の鳥認識ですが、初めの2コマがピント合ってるのはAFが効いてないからで、後半でピントが外れたのはべつのものを掴んだからですね。
飛び込み2 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
これはわかりやすく背景を掴んでます。
ど真ん中ですけど、これも全画面の鳥認識AFなので致し方なし 😛
かなり良いコンディションで撮れてたのでEOS-1D X mark IIIで撮ってたら熱かったなと思いつつ。
飛び込み3 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
これはゾーンAF。撮れてない..こともないのですがピント合うまでがかなり遅い印象。
あと、EOS R5はフレキシブルゾーンではないのでちょっと撮りづらいですね。
連写は一応ですが20コマ/秒くらいはでてるかも。
飛び込み4 EOS R5 + EF800mm F5.6L IS USM
これはすべてノートリ。
もう完全に中央にフレーミングしてるのですが、合ってくれませんね…。
これで合ってくれないと、撮り手側ではもうどうしようもないので、ちょっと厳しいなと。
DPP
完全にとらえていたので、なんじゃろな?とみてみたら背景。
まぁ…EOS Rシリーズではあるあるなので、特にもう驚きもなく。
飛び込み5 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
EOS R5は大体わかったので、EOS-1D X mark IIIにスイッチ。
ピントがバシっと合ってるのでなんというか..透明感があってシャキっとしてますよね。
飛び込み6 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
水しぶきに持っていかれてますが、まぁそれは仕方なく。
今後はこの水しぶき対策をどうするかが焦点になりそうですね。
飛び込み7 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
珍しく若干ピントが合うの遅れたなと。
ただまぁ…相変わらずオオハズシは絶対しないですね EOS-1D X mark III。
あと、これはやはり画素ピッチの影響なのか、動体撮影ではとてもシャッキリした写真が出てくると思います。
DPP
1コマ目が後ろの水面、2コマ目でカワセミ本体掴んだなら仕方ないかなという所。
飛び込み8 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
これは完全に私のミス…。トリミングしてますが結構フレームの下、AFエリア外でとらえてしまいました。
それでも途中でちょっとでもAFフレームにかかってくれると一瞬でとらえてくれるんですよね。
飛び込み9 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
これはかなり恰好良いショット。
水しぶきが綺麗、本体も綺麗、水面の写りこみも綺麗、バタフライしてるみたいですw
今日の1枚はこれですねぇ…。
飛び込み10 EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
手前の水しぶき。
これの対策はどうするかなぁ…まずは色々調べてみよう…。
まとめ
EOS R5
EOS R5については、まぁまぁ思っていた通りかなという事で、早めに検証は切り上げました。
感覚的には、EOS R7でトラッキングや検出系をOFFにしたのと大体一緒です。
こころなしAFスピードが少し遅い気がしますが。
画素数は多いですが、実際のところEOS-1D X mark IIIの方がピタっと止められる感じで、最終的な解像感はEOS-1D X mark IIIの方が高いことが多いですね。
止まりものだとR5の方がかなり精細なんですが。
あと、ローリングシャッターの歪みは少し撮っただけだとそんなには気にならないかも。被写体についてしか見てませんが、EOS R7のように盛大に混ざる感じではないような。
とはいえ急いで購入する必要はなさそうなので、これで、いったんいろんなボディで検証は〆という事で。
ボディ検証総括
さて….EOS R7、EOS 1D mark II/III、EOS R3、EOS R5といろんなボディで撮ってきたわけですが、
- 一眼レフとミラーレスのAFの差
- ボディ性能の差
という2軸がある感じでした。
カワセミ撮影に限定すると、私の撮り方ではEOS Rシリーズの主AF機能(トラッキングや動物検出など)があまり機能しないので、劣化一眼レフAFのような使い方になってしまうため、一眼レフの最終(?)フラグシップのEOS-1D X mark IIIが断トツで撮りやすかったです。
一眼レフではEOS-1D X mark II と mark IIIではカワセミ撮影限定ならそんなに違いはない気はしますが、CFexpressカード対応であったりUSB-C、AFポイント数などからmark IIIの方が良いかなという感じ。
ミラーレスではR3が撮りやすくはありましたが、トラッキングや動物検出などは使っていないので、歪まない連写や連写持続時間、AFのスピード面などベーススペックの高さ的な所ですかね。
R7とR5を比べるとR7の方が少しAFはハキハキ動く感じはしました。もしかしたらEOS R5は画素数が多いのでAFスピードに少し影響あるのかもしれませんね。
EOS-1D X mark III > mark II > EOS R3 > EOS R7 ≒ EOS R5
というのが私のスキル、私の撮り方でのカワセミ撮影しやすいボディ順という感じ。
R5ではロクヨンは使いませんでしたが、他はロクヨンとハチゴロー両方で検証したので、そのあたりはEOS Rシリーズの最高連写速度対応レンズだろうが、そうじゃなかろうがという感じです。
ただ、EOS Rシリーズが撮りにくい…というか、どちらかというとEOS-1D X mark II/IIIでのカワセミの撮りやすさが異常なような感覚はあります。
まとめ
さて、長らく続いた野鳥撮影装備の選定ですが、ようやく当面の装備が決まりました。
- EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USM … カワセミ飛び込み以外
- EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM … カワセミ飛び込み専用
という感じでいきます。
もし、EOS R1がよほど凄そうなら考えますが….R1が4500万画素程度だと600mmだと1DX3+800mmと解像力はそう変わらないので悩むとこですね。
EOS Rシリーズの性能をフルに使えるRF800mm F5.6L IS USMは流石にお高いので、ちょっと手が届きませんし、解像力面でも若干心配が。
EF800mm F5.6L IS USMは古いレンズなので、EOS Rシリーズではキビキビ動くボディは結局なかった感じ。
一眼レフ時代の最終装備としてEOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMは最期まで使いつぶそうかな 😛
EF600mm F4L IS II USMは、EOS Rシリーズでカワセミが撮りやすければアリでしたが、当面は1DX3で行くことに決めたので一旦ドナドナかな?という感じです。多分、購入との差額5万程度ですかね?ぶっちゃけレンタルより安い。
カワセミ撮影以外はEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMが超安定ですしね 🙂
後はもう少しスキルを磨いてみて、ザハトラーのFSB8 mk IIでも検討しようかなくらいで。
では、次からは機種検証というよりは、どうやったらうまく撮れるかを突き詰めていきます 🙂