今日はプライベートの用事であまり時間がなかったので、軽く滋賀のカワセミを見て京都植物園をブラっと。
この前行ったときはカワセミ撮影しているカメラマンはほとんどいなかったんですが、今日はかなりいました。
まぁ、この季節は安定してやってきますしね 🙂
カワセミ
滋賀のカワセミ
「いま、忙しい。」
先日と同じ時刻に行ったら同じ場所で飛び込んでいました。
そして先日と同じく急いで三脚セット。
飛び込み1 (失敗)
多分、木の枝を掴んでしばらくしてから水面にAFが移ってますが、時すでに遅し。
手前に枝もあるしでまぁ…仕方ない感じ。
ただ、完全に「あ、しまった」という感じでシャッター押すの遅れたのがわかりましたので、私のミスですね。
エビ
ゲットしたエビを、おいしそうにいただくカワセミをシルエット風に。
この場所で大き目のエビをゲットしているのは久しぶりに見ました。
春ですね 🙂
休憩1
「エビが大きかったので当分狩りはしない」
「致し方なし」
と、いうわけで用事があったので今日は珍しく京都植物園へ。
京都植物園のカワセミ
カワセミを撮る準備をせずにEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMのとまりもの装備で植物園にいったら…おりました。
夏や秋はあまり撮ってる人もいなかったのと、結構遠くからでも逃げていたので期待してなかったのですが、今日はカメラマンも多数。
ここはまぁ…メッカというか超有名なのと、そもそも入場が有料(高齢者は別)なのとで別に場所は伏せません。
ただ理由は知りませんが、今はカメラマンは一脚で撮ってますので一応注意。別に池にある建物以外では三脚は禁止されてないはずではあるんですが。
飛び込み2 (半成功)
で、仕方ない(?)ので、頑張ってEOS R7 (650g) + EF800mm F5.6L IS USM (4.5kg) = 5.15kgの装備を手持ちで撮ってみたわけです。
「手持ちで案外イケてる」
ということで、ちょっとビックリ。
この場所はかなり遠い(多分35m~40mくらい?)のと、飛び込む枝がかなり高かった(6m~7mくらい?)ので、飛び出してからレンズを持ち上げて構えても何とか間に合う程度にイージーな環境ではあるんですが。
もちろん解像度を求めるのは難しいので、そのあたりは仕方なし。
ま….それでも明日は筋肉痛間違いなしです 😛
飛び込み3 (成功)
と、いうわけでまさかの 5.15kg 装備の手持ち撮影成功です。
トリミングしてるので全部中央に見えますが、実際は4フレーム目くらいまでは安定してません。
2コマ目が盛大にボケてるのは、中央から外れたせいですね。
解像度はこれだけ遠いと、EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMの3250万画素 / 35mm換算1280mm超解像装備でも流石に厳しいものの、なんとか見れる感じですね。
コマが飛びがちなのは、EF800mm F5.6L IS USMはミラーレスの最高連写に対応していないレンズで、連写間隔が不安定だったせいです。
EOS R7にもサーボAF連写時のレリーズ優先ほしいなぁ…。
ただ、ほぼ初めての場所で5.15kgの装備で手持ち撮影成功はテンションがありますね 🙂 修行の成果
休憩2
「やるじゃないか」
ここのカワセミもあまり逃げなくなっていました。
岸に近い場所にとまっている時に、普段はカワセミを撮らない人や、謎のおばちゃん?がモーレツに近づいて行ってカワセミが逃げていく場面を何度も見ましたのでまぁ…そういうので鍛えられていくんだなと。
こうやってエリートカワセミが生まれてくるんですね 😛
飛び込み4 (失敗)
これはカワセミがいるなら…と一度車に戻ってEOS R7 + EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4に装備を変えて一脚で撮ったものですが、視差と対岸を嫌ったのとでやらかしました 😛
まぁ..普段三脚で撮ってるので一脚に慣れなかったのもあるんですが。
あと、飛び込み中にかなり軌道が変わって、合わせづらかったというのもあり(言い訳)。
ツグミ
植物園はもっと小鳥がいるのかな?と思ったのですが意外におらず…というか人が多かったんでしょうね。
17:00で閉園ですが、16:45くらいに撤退する頃にはそこかしこで小鳥が鳴いてました。
そのかわり(?)にツグミはかなり多かったです。
シロハラ
同じくシロハラも数多くいました。
相変わらず強い鳥 😛
現像してみると、この大きさの鳥でもやはり暗がりになると少し解像度が低下するので、まぁ..とまりものはEF800mm F5.6L IS USMかなぁという感じはします。
ヤマガラ
水浴びの後のヤマガラ。
ノートリ、この時期の鳥は警戒心薄いですね。
EF600mm F4L IS II USMの最短撮影距離だったので4.5mですかね。
そう考えると、EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4って最短撮影距離でAPS-Cならフレームに目いっぱい小鳥が入るスペックなんだなと。
まぁヤマガラは餌付けもできちゃう鳥なので、そういうやり方で高解像な写真は撮れるんでしょうけど、私はそういうのは絶対しないのでここまで精細に撮れるのは珍しい。
以前から植物園の野鳥は警戒心が薄いのですが、それは新世代にも受け継がれているのだろうかw
まとめ
カワセミ撮影
今日はEF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4と、EOS R7のカワセミ撮影できたらいいなぁと思っていましたが、一応は撮影できはしました。
流石に距離35m~40mくらいになってくると、着水予測地点の被写界深度がかなり深いのでEOS R7でも問題なく撮れますね。
被写界深度が深いと「AFが迷わない」「AFが合うのが速い」ので、まぁフレームに入れさえすれば撮れます。
今回は以前の教訓から検出や追尾系の機能はすべてOFFにしていましたが、安定しているので30mは問題なく撮れそうな。
ここまで遠いと被写体ブレもあまり考えなくて良いので。
ただ、まさかEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMの手持ち撮影で撮れるとは思いませんでしたが 😛
今日は用事があって京都植物園で撮りましたが、やはり少し撮影距離が遠かったので今のところは第3候補くらい。
ただ遠くて高いところから飛び込むので、練習にはとても良い場所のように思います。
しかしながら滋賀民としては、植物園は駐車場料金も上がったしでおいそれいけませんね 😛
EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4
EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4時の画質は、やはりEOS R7で撮ると若干EF800mm F5.6L IS USMより劣るな…というのがRAW現像してるとわかります。
もちろん綺麗に撮れるときは撮れるんですが、歩留まりというかEF800mm F5.6L IS USMの方は過酷な条件でも綺麗に撮れないことがまずなくて、EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4は撮影距離や光の状態で結構崩れることがあるというイメージです。
EF800mm F5.6L IS USMがミラーレスの最高連写速度に対応していれば何も問題ないのですが、とにかくそこだけがネックなんですよね…。
結局EF800mm F5.6L IS USMの性能を動体でフルに使おうと思うと、EOS-1D X mark IIIになる…と。
しかし、野鳥撮影によい季節になってきましたね。
とまりものも、カワセミも始めるなら今ですね 🙂