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EOS-1D X mark II カワセミ、トビ

と、いうわけで勢いでEOS-1D X mark II買ってしまったので撮ってきました。

EOS-1D X mark II
EOS-1D X mark II 導入 はい...というわけでやっちまいました。 EOS-1D X mark II 検討している事は書いてましたが、導入です。 目的1. 暗所対策 ISO 6400くらいまで綺麗に撮れるボディが欲...

この5か月ほどEOS R7を使い続けてきたので比較なんぞも少し書きたいと思います。

トビ

最近は遭遇率の高かった逃げないカワセミ様となかなか会えないので、トビでとりあえずテスト。


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/1600s 6400 -1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/1600s 6400 -1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/1600s 6400 -1EV 

流石に余裕。

EOS R7と比べると目にガチピンというのはあまりないのですが、あまり気になりませんね。

カワセミ


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/4000s 2500 -2EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/4000s 2500 -2EV 

今日はずっと曇ってて、かなり暗かったのでアレですが。

このショットはうまく水しぶきが上がった瞬間にシャッターを切れて撮れてますが、残念ながら向きが悪かった 😛

かなり拡大しても全然OKですね。

ススキ

Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/4000s 1600 -2EV 

はい…ススキにもってかれてます 😛

後ろでカワセミが飛び込んでますが、バッチリとらえているだけに無念ナリ。

大きな魚

Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/4000s 2500 -2EV 

今日は1回目で大きな魚をゲット、枝の裏で撮れなかったので「無念」と思っていたのですが…。

このあと、飲み込みに失敗して大きな魚はリリースされてました 😛

カワセミの「信じられない…」みたいな動揺した表情が面白かった 🙂

解像度

Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/250s 800 

もうちょっと解像度厳しいかなと覚悟してたのですが、全然OKでした。

やっぱりテレコンの変な二線ボケみたいなのが出ないのが大きいかな 😛


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/4000s 4000 -2EV 

ISO4000。
ディテールは失われてますが、まぁ飛び込みなら問題ないくらい。

Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/4000s 6400 -1EV 

ISO6400。
まぁ、この辺までですかね。

結構暗かったもののEV-1でここまで撮れてるので、ISO 3200までで抑えて、最悪6400でもという感じで撮っていきます。

ヒヨドリ


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/2000s 6400 -1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/2000s 6400 -1EV 

かなり遠くでヒヨドリが遊んでいたのでパシャリ。
ISO6400ですがこっちはそんな気になりませんね。

本当に適当にパシャリしたんですがしっかり撮れててびっくりです。

手前の草が邪魔しましたが、飛び込みしてたのでパシャリ。

1コマ目は草ですが2コマ目でちゃんと後ろの水しぶきにピント行ってるのが凄い。

ジョウビタキ


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/1250s 400 +1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/1250s 200 

2000万画素で解像度どうかな?と結構心配だったんですが、EF800mm F5.6L IS USMで使う分には大丈夫ですね。

まぁ、持ち歩けませんがw

猫様


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/2000s 1000 -1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/250s 200 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/6.3 1/2000s 640 -1EV 


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/250s 200 

最近、人なれしたカワセミ様に会えないのはこいつらの所業じゃあるまいな…

まとめ

EOS-1D X mark IIで撮ったのは実に3年ぶりくらい。

EF800mm F5.6L IS USMで焦点距離や解像力は丁度だろうとは思ってましたが、ジャストな感じで良かったです。

ちょっと設定をしくじってて、今日は飛び込みをまともに撮れたのは1回だけ。

あと1回とらえてたのがあったのですが、「あれ?シャッター切れない」と思ってモタモタしてしまいました。

EOS R7と比べて…

EOS-1D X mark II EOS R7
AF速度 非常に速い 速い
AF精度 高い 非常に高い
測距点 中央寄りでかなり少ない センサー全面
連写速度
安定(レリーズ優先) 不安定(設定できず)
ISO耐性 高い(~ISO6400) 低い(~ISO1600)
解像度 低い 非常に高い

「EOS R7はうまく認識してくれれば撮れる。」

ですが、

「EOS-1D X mark IIはAFフレーム内にいれれば、確実に撮れる。

という感じ。

具体的にはこの自動選択範囲AF内に被写体を入れられれば勝ちです 🙂 ゾーンなら尚良し

EOS R7でも撮れるのですが、撮れなかったときに「どうしてうまく撮れていないのかわからない」という事が多いですね。

あとEF800mm F5.6L IS USMで使う場合は、サーボAF時のピント優先/レリーズ優先の設定項目がないとちょっと厳しいかも。

古いレンズでAFがそんな速くないので、今日1コマ目をピント優先にしてたら、レリーズ押してもシャッター切れなくてテンポが崩れて失敗したケースが多数。

カワセミくらい速いと、「あれ?シャッター切ったはずなのに?」っていう一瞬の「?」が致命傷なんですよね。

まぁ古いEFレンズは大人しく1DX系で使っとけっていう話ですね?

サーボ中のピント戻し


Canon EOS-1D X Mark II 800mm ƒ/5.6 1/4000s 2500 -2EV 

EOS-1DX系以外は連写中にピントが戻ったりすることはあまりない印象。

EOS-1D X mark IIは「連写中にピントが外れてもまた戻してくれる」ことがとても多いです。

ミラーレスカメラのAFの罠
と、いうわけで何度か記事に書いてはいますが、ミラーレスカメラで野鳥撮影する際の罠について書きたいと思います。 私の撮影スタイル的にはかなりクリティカルで、今現在もどうしたものか悩んでいるところです。 ミラーレスカメラのAFの長所 多くのメ...

これは、かねてから書いているミラーレスAFの罠と同様だと思っていて、ミラーレスは手前のものに合わせるのが苦手というのから来てるんじゃないかなと。

とはいえレフ機でもこの辺りしっかりやってくれるのは1DX系だけですけどね 😛

EOS R7アップデートでAFが安定?

EOS R7 のファームウェアv1.2.0でAFが少し安定したという話が。

まぁハードが変わったわけじゃないのと、トラッキング使える被写体相手の話っぽいので、プラシーボな気もしますが。

またもう少し落ち着いたら試してみます。

 

 

さて、予定通り EOS-1D X mark II + EF800mm F5.6L IS USMで問題なくカワセミの飛び込みを撮れそうで一安心。

最終目標はEOS R7で楽勝でとらえられるようになって、超解像なカワセミ飛び込み写真を撮ることなので精進します?

もうしばらくはカワセミ撮りますが、おちついたら冬鳥狙っていこうかと思います 🙂

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