と、いうわけで勢いでEOS-1D X mark II買ってしまったので撮ってきました。
この5か月ほどEOS R7を使い続けてきたので比較なんぞも少し書きたいと思います。
トビ
最近は遭遇率の高かった逃げないカワセミ様となかなか会えないので、トビでとりあえずテスト。
流石に余裕。
EOS R7と比べると目にガチピンというのはあまりないのですが、あまり気になりませんね。
カワセミ
今日はずっと曇ってて、かなり暗かったのでアレですが。
このショットはうまく水しぶきが上がった瞬間にシャッターを切れて撮れてますが、残念ながら向きが悪かった 😛
かなり拡大しても全然OKですね。
ススキ
はい…ススキにもってかれてます 😛
後ろでカワセミが飛び込んでますが、バッチリとらえているだけに無念ナリ。
大きな魚
今日は1回目で大きな魚をゲット、枝の裏で撮れなかったので「無念」と思っていたのですが…。
このあと、飲み込みに失敗して大きな魚はリリースされてました 😛
カワセミの「信じられない…」みたいな動揺した表情が面白かった 🙂
解像度
もうちょっと解像度厳しいかなと覚悟してたのですが、全然OKでした。
やっぱりテレコンの変な二線ボケみたいなのが出ないのが大きいかな 😛
ISO4000。
ディテールは失われてますが、まぁ飛び込みなら問題ないくらい。
ISO6400。
まぁ、この辺までですかね。
結構暗かったもののEV-1でここまで撮れてるので、ISO 3200までで抑えて、最悪6400でもという感じで撮っていきます。
ヒヨドリ
かなり遠くでヒヨドリが遊んでいたのでパシャリ。
ISO6400ですがこっちはそんな気になりませんね。
本当に適当にパシャリしたんですがしっかり撮れててびっくりです。
手前の草が邪魔しましたが、飛び込みしてたのでパシャリ。
1コマ目は草ですが2コマ目でちゃんと後ろの水しぶきにピント行ってるのが凄い。
ジョウビタキ
2000万画素で解像度どうかな?と結構心配だったんですが、EF800mm F5.6L IS USMで使う分には大丈夫ですね。
まぁ、持ち歩けませんがw
猫様
最近、人なれしたカワセミ様に会えないのはこいつらの所業じゃあるまいな…。
まとめ
EOS-1D X mark IIで撮ったのは実に3年ぶりくらい。
EF800mm F5.6L IS USMで焦点距離や解像力は丁度だろうとは思ってましたが、ジャストな感じで良かったです。
ちょっと設定をしくじってて、今日は飛び込みをまともに撮れたのは1回だけ。
あと1回とらえてたのがあったのですが、「あれ?シャッター切れない」と思ってモタモタしてしまいました。
EOS R7と比べて…
EOS-1D X mark II | EOS R7 | |
AF速度 | 非常に速い | 速い |
AF精度 | 高い | 非常に高い |
測距点 | 中央寄りでかなり少ない | センサー全面 |
連写速度 |
安定(レリーズ優先) | 不安定(設定できず) |
ISO耐性 | 高い(~ISO6400) | 低い(~ISO1600) |
解像度 | 低い | 非常に高い |
「EOS R7はうまく認識してくれれば撮れる。」
ですが、
「EOS-1D X mark IIはAFフレーム内にいれれば、確実に撮れる。」
という感じ。
具体的にはこの自動選択範囲AF内に被写体を入れられれば勝ちです 🙂 ゾーンなら尚良し
EOS R7でも撮れるのですが、撮れなかったときに「どうしてうまく撮れていないのかわからない」という事が多いですね。
あとEF800mm F5.6L IS USMで使う場合は、サーボAF時のピント優先/レリーズ優先の設定項目がないとちょっと厳しいかも。
古いレンズでAFがそんな速くないので、今日1コマ目をピント優先にしてたら、レリーズ押してもシャッター切れなくてテンポが崩れて失敗したケースが多数。
カワセミくらい速いと、「あれ?シャッター切ったはずなのに?」っていう一瞬の「?」が致命傷なんですよね。
まぁ古いEFレンズは大人しく1DX系で使っとけっていう話ですね?
サーボ中のピント戻し
EOS-1DX系以外は連写中にピントが戻ったりすることはあまりない印象。
EOS-1D X mark IIは「連写中にピントが外れてもまた戻してくれる」ことがとても多いです。
これは、かねてから書いているミラーレスAFの罠と同様だと思っていて、ミラーレスは手前のものに合わせるのが苦手というのから来てるんじゃないかなと。
とはいえレフ機でもこの辺りしっかりやってくれるのは1DX系だけですけどね 😛
EOS R7アップデートでAFが安定?
EOS R7 のファームウェアv1.2.0でAFが少し安定したという話が。
まぁハードが変わったわけじゃないのと、トラッキング使える被写体相手の話っぽいので、プラシーボな気もしますが。
またもう少し落ち着いたら試してみます。
さて、予定通り EOS-1D X mark II + EF800mm F5.6L IS USMで問題なくカワセミの飛び込みを撮れそうで一安心。
最終目標はEOS R7で楽勝でとらえられるようになって、超解像なカワセミ飛び込み写真を撮ることなので精進します?
もうしばらくはカワセミ撮りますが、おちついたら冬鳥狙っていこうかと思います 🙂