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EOS R7 + EF400mm F4 DO IS II USM、EF800mm F5.6L IS USM

今日はカケスを撮りにEF800mm F5.6L IS USMをもって出たんですが、茂みから出てきてくれないので気の良いモズとホウジロで検証なんぞしてました。

モズ

Canon EOS R7 800mm ƒ/5.6 1/500s 125 

50mくらい…? APS-C 800mmでこの大きさなのでかなり遠いです。
ですが、さすがというか…凄いですね、800mm F5.6L。

このところ、夏から秋への季節で大気が不安定でしたので良いコンディションで撮れたのは初めてです。

上のトリミング 1665 x 2497 = 4157505 = 415万画素までもってきてもこの描写です。

周辺減光は思ったよりあるなという感じ。

正直そこは近年では綺麗にRAW補正できるのでどうでもいいのですが、まぁAPS-Cとはいえ真ん中で撮らないとコントラスト低下するぞってことですね。

ギャラリー

まぁ、素晴らしいのは被写体が全くこちらを意識していない距離から綺麗に撮れるという事ですね。

EF400mm F4 DO IS II USM + Extender x1.4

Canon EOS R7 560mm ƒ/6.3 1/400s 200 

場所は違いますが、これも大体40m~50mくらいでしょうか。

そもそも400mm + Extender x1.4 = 560mm で撮る距離ではないのでやはり厳しいですね。

400mm + Extender x1.4 = 560mmは~20mくらいまでな気がします。


Canon EOS R7 560mm ƒ/7.1 1/200s 100 

ただ、こちらは更に遠くから撮って豆粒ですが案外シャッキリしています。

なんとなくですが、EF400mm F4 DO IS II USMはExtender耐性が高いとはいえ、やはりマスターレンズ状態で撮った方が良いかもしれませんね。

この距離でここまでとれているなら、もう少し被写体が小さくてもレンズ解像力を上げた方が良い結果になる気がしてきました。

ホウジロ

多分距離は80m~100mくらいです。

Extender x1.4ありとナシを比べるか…と思って超遠いホウジロを撮ってみたんですが、遠すぎました 😛

左がExtender x1.4 = 1120mm、右が800mmです。

この距離でホウジロサイズの小鳥を撮ろうとすると、もうファインダー覗いていてビンビンにわかるくらい大気が揺らいでいましたので、既に比較云々じゃなかったですね…反省。

まとめ

EOS R7 + EF400mm F4 DO IS II USM エゾビタキ,ジョウビタキ,キビタキ
今日も元気に京都植物園。 鳥種を選ばずに何か撮りたいときは気楽で良いので活用しています 🙂 エソビタキ 今日のベストショット 今日も昨日と同じく気の良いエゾビタキがサービスしてくれたのですが、結構近距離で撮らせてくれました。56...
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以前こちらで書いていたブレやボヤケについて。

ブレ

ブレについては主にEF400mm F4 DO IS II USMでの撮影だったのですが、ファームウェアアップ後は比較的落ち着いている気がします。

ファームアップ前はトラッキングと瞳AFをオンにしても、なかなか瞳AFまでたどり着かないことが多かったのですが、ファームアップ後の撮影ではちゃんと瞳にロックオンして安定してくれてる気配が。

プラシーボ的な気のせいの様な気もします。

まぁ、低速シャッターでもあからさまな変なブレはなくなってる感覚がありますので、これはいったんOKかなというところです。

ボヤケ

ボヤケについてはやはりサーボ/トラッキング中にAFユニットがかなり動いてるので、RFレンズだと微調整できている部分が、EFレンズは「短い周期でちょっとずつピントを合わせ続ける」のが苦手で、ボヤケやすくなってるのかなという感覚はあります。

上のブレが解消されたせいかどうしようもない感じではなくなったので、一旦は超連写でボヤケてないの選ぶことにします 🙂

今少し気にしているのはISOで、ロクヨンではISO800で許容でしたがEF400mm F4ではISO400に抑えた方が良いかな?という印象。

逆にEF800mm F5.6では、トリミングしても被写体の画素数がかなり多いのでISO1600くらいでも十分な感じはあります。

被写体の画素数が多くて解像してると、多少ノイズのろうがシャッキリして見えるんですよね。

Canon EOS R7 800mm ƒ/5.6 1/200s 1600 

このメジロの写真なんかがいい例ですが、ノイズのりまくってるけど解像感あるっていう。

フィルム写真感ありますね。

RF600mm F4L IS USMとの比較

EF400mm F4 EF400mm F4(x1.4) EF800mm F5.6
明るさ 同じ(F4) 暗い(F5.6) 暗い(F5.6)
解像力 同程度(0.9) 低い(0.83) 少し低い(0.87)
焦点距離 短い 同程度 長い
対応 ISO400程度に抑える ISO400程度に抑える
(一段絞って解像度を高める)
ある程度近ければISOは1600程度まで許容

で、こう考えると、なんとなくEF400mm F4もEOS R7ではテレコンをつけない方が綺麗&使いやすい感じがしてきました。

EF400mmF4にテレコンをつけると、焦点距離の伸びによる画素数の増加が、テレコンによる解像力の低下に追いつかないような感覚です。

「小鳥を撮る」場合は私の感覚ではAPS-C 800mmという組み合わせがベストな気がしています。

ロクヨンでも若干短く感じることが多かったのですが、800mmではそれをほぼ感じません。
人間が近づいても小鳥が逃げない距離で、十分な大きさで撮影できます。

そのかわり800mmはF5.6が限界くらいのF値ですので、カワセミの飛び込みとかは結構厳しいですが。

ただ、ロクヨンの時も結局はほとんどの場合、テレコンで解像度を下げて焦点距離をのばすよりは、マスターレンズのままで高解像な写真を撮った方が良いという結論でした。

EOS R7の画素ピッチを考慮にいれると、どうしてもテレコンの解像度低下が問題になりますね。

まぁ前の投稿でアップした下くらいの写真が毎度撮れれば良いのですが、F5.6で ISO 250 で SS1/500を確保できているというシチュエーションが、結構レアだったりします 😛

あとやっぱりRAW現像でシャープネス関係触ると、写真みたらわかりますね。

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Canon EOS R7 560mm ƒ/5.6 1/500s 250 

ただ、EF400mm F4 DO IS II USMのクセをまだわかっていませんのでいろいろ試行錯誤ですね。

何かこう撮ると綺麗に撮れるという法則がある気がしてます。

ま…明日はテレコンなしで頑張ってみようかと 🙂
平日朝は検証とロケハンですね。

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