そろそろR7でカワセミの飛び込み撮りたいので毎週のように京都の川に行ってるんですが、営巣中なのか、とにかく出が悪い日々が続いています。
急に梅雨のような天候に戻ったので何か動きあるかな?と思いましたが今日も特に変化はなく。
今日もヒヨドリ様が大活躍でした。
カワセミ
ベストショット
カワセミ♀若のバレリーナ。
止まった枝が飛び込みの撮れない枝だったので、どうせならとプリ撮影を試してました。
カワセミの若は色がくすんでいるので、ISOがこのくらいまでいくとどうしてもベタっとして見えちゃうのは仕方ないですね。
今日は何度かプリ撮影しましたが、シャッター前0.5秒からなので、飛んだの確認してからシャッターを押し込んでも全然間に合うので悪くないなと。
ローリングシャッター歪み
流れた爪痕がないのでもしかしたら歪みではないかもしれませんが…。
まぁ十中八九はローリングシャッターの歪み。
♀若
このくすんだ色は完全に若ですね、特に胸元。
くちばしが赤いのでメスです。
トリミングしてます。
カワセミの若は、ロクヨン以外でちゃんと解像したのはあまりみたことがなく。
更にトリミング。
このあたりまでトリミングしても220万画素あるとやはり安心感があります。
Extender x1.4かましてもう一段…と思わなくもないのですが、その分シャキっとしなくなるので悩むところです。
私としてはExtender x1.4ナシの方が好みではありますね。
ビッグヘッド
同じ個体が足で頭を搔いていたのですが、とても頭が巨大に見えます。
不思議。
古い羽毛が痒いんでしょうねきっと。
ヒヨドリ
超近距離
そして我らがヒーロー(?)であるヒヨドリ様です。
超近距離でくつろいでいました。
この距離のヒヨドリだとトリミングはどこまででもOKです。
飛び込み
相変わらずの大迫力の飛び込み。
このくらい大きいと、水しぶきが大きくたって良いですね。
バタフライ的な….男前すぎです。
なんだかゴジラとかで出てきそうです。
ヒヨドリは体長27cmくらい。
カワセミは17cmくらい。
ちなみにヤマセミが38cmくらいなのでヤマセミ大きいよなぁ…と、ふとヒヨドリの飛び込みを撮っていて思ってしまいました。
シジュウカラ
昨日も撮りましたが、まだ羽毛の色の淡いシジュウカラの若です。
昨日よりはかなり距離があるんですが、やっぱりロクヨンは余裕あるなぁと。
特に、ズームレンズだとこのシチュエーションの頭の羽毛の部分がどうしても潰れがち。
以前もどこかで書きましたが、納得のいく画質という意味では
・R7 + RF100-500mm … スマホ ~15m WEB ~10m 等倍 ~ 5m
・R7 + RF600mm F4L … スマホ ~30m WEB ~20m 等倍 ~10m
くらいというイメージ。
もちろん被写体にもよるのですが、α1+FE200-600を使っていた時からこの辺りは変わらずですね。
現時点のR7のシャッター設定について
R7が発売されてから、もう2週間くらい経過しました。
またR7の最終評価や注意するところはまとめますが、最近わかったことを。
まずはR7のシャッターの特徴。
- R7のメカシャッターは低速で使うとブレることがあります。
ボディ内ブレ補正との共振でもブレるので、低速ではメカシャッターはNGです。
シャッタースピード1/125秒で撮った写真が必ずブレる
Nikon Z7の描写が甘い?それ微ブレかも?電子先幕シャッターのすすめ
そして、とても音が大きいです 🙂 - 電子先幕ですが、こちらもシャッターショックのようなものが大きいので、低速ではブレることがあるように感じています。また電子先幕はそもそも高速シャッターでボケが欠ける現象が起きます。
メカシャッター,電子先幕シャッター,電子シャッターの違いや使い分けを完全解説
そして、とても音が大きいです 🙂 - 電子シャッターは高速シャッターで盛大にローリングシャッター歪みが発生します。
また、HI+ではかなり短い時間でバッファーフルになります。
ですので、
- 高速シャッター時はメカシャッター
- それ以外は電子シャッター
で私は使用しています。
高速シャッターは飛びもので使いますので音が気にならない場面が多かったりします。
低速はとまりもので使うことが多いため、静音の方が良い場合が多いです。
こういう使い分けをすれば微ブレも発生せず、歪みも発生しませんし、音も気になりません。
あと、電子シャッター時はHi+ではなくHiで使ってます。
私はC1/C2にこのふたつの設定を登録しています。
近畿地方はとにかく天気が悪いですね。
まるで梅雨に戻ったかのよう。
果たしていつになったらカワセミのダイブを撮れるのかw