はい…残念なお知らせ。
Canon EOS R5 mark IIの発表が延期?
ここ数日間でSONY、ライカ、Canonの3つの新型カメラの発表が延期された。
5月に発表されるといわれていたEOS R5 mark IIの発表は6月以降に延期された模様。
Sony ZV-E10II, Canon R5II and Leica M11-D launches postponed to June - mirrorlessrumorsIn the past days we got confirmation about a triple camera launch delay: Sony ZV-E10II which was supposed to be announced in late May might now be announced in ...
ということです。
理由は不明の様ですが、3社同時なのでかなり怪しいですね。
噂では欧州のAI規制法案の成立をうけて新たな審査や対応が必要になるからと言われています。
AI規制法案って?
概要
総務省 AI規制法案の内容
https://www.soumu.go.jp/main_content/000826707.pdf
最近よく話題になっていますが、またEU様が酷いことやってきたなと。
こいつが3月に成立していて、この5月から施行されます。
関係ありそうなもの
ハイリスクの中にこういうのがあるので、こいつですかね?他にもありそうですが。
おそらくこのAI規制法案に触れていないかの審査を受けて、触れている場合はどうやって機能制限などして発売できるようにするかを検討して対応が必要ならファームウェアレベルで対応するんだと思います。
ハードウェアレベルになってくるといろいろと絶望的ですが、AI分野ですのでそこまではいかないと思いたい…。
適用範囲
AI規制法案ですが、EUはこういうの大好きで、EUが決めた規制に引っかかったらEUのマーケットから締め出すぞという脅しをかけるんですよね。
いつもながら酷いのは「じゃあEUだけ除外して発売すれば?」とはならなくて、この法案に反しているAI機材を使って撮影された写真が、EUで利用された場合にも罰則が適用される可能性があるんです。
こんなんEOS R5 mark IIで撮った写真をネットにアップしたらEUの人が見たり使ったりするでしょ?って話ですよね。
違反リスク
そして極めつけはこれですね。
前にEUの個人情報保護で、似たようにGDPRというのが制定されて同じくインターネット界に激震が走りました。
実際のところGDPRはITの進歩を停滞させ、サービスの利便性が低下しただけの、「国(EU)ぐるみの規制ビジネス」みたいなもので、今回もそれに近いですね。
逆に自由な競争を阻害しているように思いますが、「AIは危険」という建前で押し通してくるのがEU様です。
まとめ
この辺を書くと長くなるのでこの辺にして….。
どちらにせよ何らかの理由でEOS R5 mark IIは発表が延期になったようです。
最近のCanonの動きが明らかにおかしいのでちょっと納得はいきました。
AI法の施行がこの5月からなので、このまま発売はできないという判断でしょうね。
6月に発表になれば良いですが、下手したらもっと遅れますよねこれ。
この件でクリティカルな問題が浮上した場合、EOS R1にも影響出そうです。
全く別の理由ならそれはそれでアレですが…ま、見守るしかありません。