はい、今週は今日以外は天気が悪そうなので今日は少し午前に撮りに行ってきました。
カワセミ挑戦
とまりもの
距離15m。日も差していてコンディションは良かったです。
DxO PureRAW3に頼り切りですが、この距離のカワセミサイズは十分ですね。
飛び込み1
ピント
残念ながら、ピントが合っていたのは飛び去り中の1枚のみ。
連続写真の方はノートリなので、完全にフレーム中央にとらえてはいるのですが、やっぱりEOS R7にはちょっと荷が重いですね。
これはレンズのAFスピードのせいではないです 😛
上の写真の通り少し奥の水面に持っていかれてますね…とにかくEOS Rシリーズはこのパターンが多い。
目の前にカワセミおるがな…と。
フレーミング
距離14mで焦点距離35mm換算1280mmという、フレーム一杯にカワセミが入る構成。
ザハトラーに変えてからこの場所で本気で撮ったのは初めてですが、この焦点距離で撮影できるようになっていてちょっと感動。
案外レンズが軽くなった影響もあるかもしれず。
EV、ISO、画質
F9なので、このレンズで動体を撮るときは EV-3で良いかなという感じ。
実際の所ここまでの大きさで撮る必要はないので、カワセミはフルサイズで十分だと思います。
ISO 3200くらいまでに収まるんじゃないかな?
EOS R3で試してみたい気分になってきました。
飛び込み2
ど真ん中に水紋の中心があるのが見えると思います。
これも着水時にちゃんと真ん中でとらえていたんですが、ちょっと気になる症状が出ました。
EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMで動体を撮るときには良く起こるんですが、「シャッターを押してるのに撮影されない」という症状です。
これは、おそらくレンズ側がサーチ駆動などしている時…ピントがうまく合わない時におきる症状で、EOS-1D X mark IIIだとサーボ中の連写をピント優先にするかシャッター優先にするか選べるのですがEOS Rシリーズにはこの機能がありません(多分)。
で、多分シャッター切ったときに連写されず、カワセミが2段階浮上し始めてようやくシャッターが切られたと。
これ、レンズ起因かボディ起因かいまいちわからない症状なんですよね…。
これが起きると撮影されない事よりも「あれ?」って思ってテンポが狂ってしまうのがまずくて、その後追いかけるのが遅れてしまいます。
メジロ
ハチゴローと比べると相当あまいですが、許せないほどの解像度ではないかなぁ…。
なんていうか、DxO PureRAW3の登場である程度は綺麗にできちゃうので悩んじゃいますね。
シジュウカラ
こちらは好条件なのもあってRAW現像後はハチゴローと比較しても遜色はないですね。
手持ちです。
エナガ
こちらも手持ち。
ことごとく「この価格でこの大きさ、重量でここまで写るなら全く文句はない」という感じではあるんですが、「ただ、ハチゴローよりは確実に1段画質が悪い」という感じ。
まとめ
カワセミ撮影
ボディ
私の場合はEOS R7ではそもそもカワセミの飛び込み撮影成功率が2割を切ってるので、1枚だけでも飛び去りが800mmで撮れたというのは悪くないです。
EOS-1D X mark IIIだと9割ほどは撮れるので、EOS Rシリーズどうしたもんかなとは思っていますけど。
ザハトラーに変えてから安定度が増しているので、あとは本当に「フレームの真ん中の被写体にピントを瞬時に合わせてくれたら良いだけ」なのですが、まぁ…それがなかなか厳しい。
やはり各社のフラグシップ的な機種やスポーツ撮影モデル…1DX3、R3、D6、Z8/Z9、α1、α9あたりじゃないと、この当たり前のことがなかなか成功しない印象です。
一般の撮影でこんなシビアな性能は求められていないし当然なんですが。
レンズ
気になっていたのはAFよりはF値の方で、F9どうかなぁ?と思ってましたが何とかなりますね。
明るさにもよりますけど、EVは-3でいいんじゃないかな。
今日も500mmくらいで撮ろうかなと思ったんですが、APS-C 800mmでも捉える事はできててちょっとびっくりです。
レンズ自体が軽くなって振りやすくなったので、15mでのカワセミ撮影のような瞬発力が必要な撮影はやりやすくなったかもしれませんね。
AFスピードについてはまだ評価できる状況でもないので据え置きですが、そんなに違和感はないですね。
とまりもの
RAW現像で補正をしていないハチゴローと、RAW現像したRF200-800がだいたい同じくらいの画質な印象。
好条件の場合は~15mくらいまでならハチゴローと遜色ない画質で撮れます。
なので、もっと遠距離の撮影では救える範囲が一段~二段ほど変わってくる感じですね。
今のところ距離20mが私の許容限界という事で考えています。
今のところの評価
RF200-800mm F6.3-9 IS USMですが、正直なところ想像していたよりも相当良いです。
画質面では大砲レンズより明らかに落ちますが、やはり800mmという焦点距離はRAW現像と相性が良く、被写体画素数が多いためかなり誤魔化しがきく範囲が広いです。
レンズ性能…というよりはRAW現像の進歩がとにかく大きいですね。
今使っている
- EOS R7 + EF800mm F5.6L IS USM
- EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
という機材は既にいろいろなシチュエーションで使い倒して、撮れて当たり前の構成になってしまっているので、いったんリセットしてRF200-800mm F6.3-9 IS USMを中心にしたフットワーク重視の構成を探求しても良いなと思えてきています 🙂 ← 検証好きで趣味に安定は求めていない人間
ようやく手にもなじんできたので、どんどん撮っていきたいと思います 🙂
※追記2023/12/17 以下、次のRF200-800mm F6.3-9 IS USMでの撮影日記もドウゾ 🙂
※追記2023/12/23 ようやく撮れたのでよろしければこちらもどうぞ😺