EOS-1D X mark IIIがようやく修理から戻ってきました。
丸1ヶ月かかりましたが、まぁ…年始だったこともあって致し方なし…。
と、いうわけで動作確認もかねて昼休みに30分ほど散歩撮影です。
主に見たいのは修理で前ピンや後ピンの症状が出てないかくらいでしたが。
当然ながらリモートスイッチ端子は直ってました 🙂
ヒヨドリ
特に問題なく。
800mmでもEOS-1D X mark IIIだとこのくらいの解像感。
フルサイズ2000万画素の場合は、あまりトリミングせずに撮るのがやはり基本。
この重い&大きい装備で相当近づかないといけないので上級者向けですね…。
ただ、フルサイズで撮ると背景や木、枝などが鮮やか…というか表現難しいですけど色の密度が高いというか、色乗りが良くて綺麗ですよね。
エナガ
ちょっとEOS-1D X mark IIIの特性について。
こういうシチュエーションってEOS R7だと間違いなく鳥は認識できなくて、ほかのとこにピントが行くパターンです。
で、スポット1点とかにして鳥にあわせようとしても無理なパターン。
ミラーレスのスポット1点って全然スポットじゃないですよね 😛
EOS-1D X mark IIIってどういうAFロジックなのか未だにわかりませんが、「程よく被写体をとらえてくれる」んですよね。
言葉にするのが難しいんですが、ゾーンAFや自動選択AFの時にそのエリアの中に被写体をいれると「程よく撮りたいものにピントがあってくれる」感じ。
実はこの写真もゾーンAFで撮ってて、1発で合わなくてもちょっとだけズラしたりすると「あ、これじゃないのか、じゃあこっち?」っていう言葉がカメラから聞こえてくるようなAF感覚。
昔レフ機で野鳥のとまりものを撮ってた時って「スポット1点」「ワンショットAF」「親指AF」でなんとか…って感じで人が頑張らないといけなかったんですが、EOS-1D X mark IIIってゾーンAFや自動選択AFだけで普通に撮れちゃいます。
なのでレフ機というよりは、画像認識で検出しているミラーレスに使い心地は近いような感じ..。
それでいて、藪や枝の間の鳥もほぼ1発でとらえてくれるので凄いのですが、「これどうやってんの???」って思います。
シジュウカラ
あと、解像度はEOS R7の方が段違いに高いのですが、フルサイズって何か不思議な感じがしますね。
足に何か黒い糸?のようなものがついてるのとか見てとれて、こういうのはしっかり識別できるんですが野鳥の羽毛までは解像しないという。
なかなかの二線ボケ感 😛
まぁこれはEF800mm F5.6L IS USMやEF600mm F4L IS II USMでは仕方ない感じ。
モズ
EOS R7で撮るとバリバリに解像している距離ですが、クッキリと見える程度には。
EOS-1D X mark IIIは画素数が実質1/4以下と考えるとまぁそういうもんですよね 😛
大雪で折れまくってましたが、葦が綺麗ですね。
バックにいるのは黒いバンですが、黒い焦げ跡みたいにみえますね 😛
なんか背景が立体感なくて紙の焦げ跡の上に立体的なモズが立ってるように見えます。
イソシギ
なんなんでしょうね、このしっとり?とした水面の感じ。
APS-Cではこのしっとり?感はなかなか感じられません。
まぁ、フルサイズはこのくらいのトリミングで見とくのが、背景も綺麗で良いんじゃないかなと思います。
まとめ
と、いうわけでEOS-1D X mark IIIが戻ってきました。
まぁあらためてEF800mm F5.6L IS USMをつけて持ち歩いてみましたが、「ぶらぶらと持ち歩く装備じゃない」ですね 😛
1.5kgくらいの差のはずですが、EOS R7 + EF600mm F4L IS II USMとはかなり違いを感じます。
そして相変わらずAFは速い&合いやすい、シャッター音がとても大きいw
最近はEOS R7 + EF600mm F4L IS II USMでカワセミを撮り続けてこの装備での感覚は体がおぼえたので、久々にEOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMで撮ってみてどうか?、できれば週末に比べてみたいと思います。
ここ最近の撮り方だと、EOS-1D X mark III + EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4の方が撮りやすいという事もありそうな感じはしてますが、少し楽しみです。