今日は朝から快晴…という予報だったので久々に音羽山から開始。
京都の川へハシゴしたのですが、なぜか雪雲がたちこめて雪がちらついていました 😛
カケス
音羽山で、カケス。
群れになって10羽ほど飛んでましたが、警戒心の強い鳥なので撮らせてくれたのはこの1羽のみ。
カラスの仲間にあるまじき鳥です 😛
たまたまエサに夢中だったようですが、普段はかなり遠くでもすぐ飛び去ってしまうか、茂みに入ってしまってあまり人前には出てきてくれません。
鳴き声が「ゲェーグェー」みたいな感じでかなりひどいのですが、見た目は結構好きだったりします。
しかし、こういったのは本当にEOS R7の独壇場ですね…。
デュアルピクセルCMOSとトラッキングの相性が良すぎて、トラッキングできる被写体のガチピン率は異常な気がします。
それとAPS-C 3250万画素+800mmF5.6があわさって、もう遠くてもバキバキです。
エナガ
紅葉エナガ。
この木は紅葉でいっぱいだったのですが、ほとんど葉が落ちていたので今年は紅葉は〆かも。
エナガって比較的すぐに散っていく気がするんですが、今日は結構長時間いてくれた気がします。
久々にエナガ撮ってて、確かにファームアップで若干トラッキング精度上がってるかな?という感覚はあります。
エナガはちいさいので比較的外れがちだった気がするのですが、ずっと捉えていてくれました。
カワセミ
飛び込み1
EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMなら、もうほぼ失敗しなくなってきました。
これで1DX3の画素数が4000万画素くらいあればねぇ 😛
飛び込み2
前回の教訓を活かして、手前にススキなんかがあってもシャッターは切るように。
EOS-1D X mark IIIは、かなり頑張ってくれるので1、2枚はピントが合ってることが多いです 🙂
飛び込み3
浮上後に飛び去る方向がカワセミの気分で違うので、結構合わせるのが大変ですがこれまたEOS -1D X mark IIIは結構頑張って復帰させようとしてくれてます。
飛び込み4
この2日ほど撮ってみて、EOS-1D X mark IIと比べると確実にAFの食いつきが良くなっているのがわかります。
なんていうか、AFエリアから外れて少しピントが抜けてもまたAFエリアに戻せばピントが合ってくれるのと、背景にあまり持っていかれないのが凄いですね。
昨日は比較的バタついてたんですが、追従設定を変えたらかなり安定した気がします。
飛び込み5
これは、さすがに草の後ろでどうしようもなし 😛
飛び込み6 失敗(EOS R7)
もう明らかに後ろの石垣にピントが持っていかれてます。
そのあと、真ん中にカワセミがいるのに全く合わせようとしてくれない。
EOS-1D X mark IIIで何枚か撮った後、もしくは遠い場合にEOS R7を使ってみることにはしているんですが、やはりちょっと厳しいですね。
少なくともゾーンで少しでも背景にかかるとアウトな感じです。
レフ機だと近くのものに合わせに行ってくれるので、数コマでピント合うのですが微動だにせず。
EOS-1D X mark IIIと比べるとわかりますが….正直これは撮れる気がしないですね..。
何か他に出来る設定あるだろうか…フレーミングの精度高めて認識系をONに戻す…?
高解像カワセミ饅頭
このカワセミ、狩りの前までは少し近づいたら逃げていたんですが、急にまったく逃げなくなってじっとしていました。
冬なので饅頭みたいにまん丸ですね。
このあと縄張り争いが始まったので、もしかしてこの時点でもう1羽の存在を知っていた? 😛
縄張り争い:殴り合い
良いシーンだったんですが全部背景にピント持っていかれてます 😛
これ、ピントが合ってないというか、背景に持っていかれているのでR7だから起こっている…という感じじゃない気するんですけどね。なんとなく、EOS R3やR6 IIも一緒なのでは…?
トラッキング精度が若干良くなった気がするので、次は久しぶりにトラッキングと動物検出ONに戻してみようか…。
そろそろ打つ手なしの予感。
縄張り争い:背比べ
殴り合いの後、枝で背比べ。
仲がいいんだか悪いんだか。横に並んで気を付けしててちょっと笑えます。
まぁ…何か競ってるんでしょうね 🙂 初めて見ました。
縄張り争い:再び殴り合い
縄張り争いで喧嘩している時が、他の哺乳類に襲われやすいタイミングのようなのでちょっとドキドキ。
片方をくちばしで掴んで上にのって水に沈めようとしたりするんですね 🙂
縄張り争い勝者:高解像カワセミ饅頭
どうだろう…なんとなく胸の羽毛の感じからいうと、もともと居た方が勝利したのかな?
勝利後に片方は飛び去ってこの個体が杭の上で饅頭になってました。
その他
狩りの後
チラっとこっち見てますね。
あまり枝に戻るまでシャッター切り続けることないんですが、今日はなんとなくテストもかねて。
飛び出し
ちょっと真剣に(?)、カワセミと呼吸を合わせて飛び出しを撮ってみました。
じつは結構ドンピシャ。
大体中央から飛び立ったのですが、この距離で1コマ目は頑張ったなとw
いつもの止まり木
いつもの止まり木。
まぁ…本当にEOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM でギリギリ丁度って感じですね。
まとめ
カケス、エナガ
このところカワセミばかりだったので、久々に山に。
とはいえ歩きはしましたが登ったわけではないのでEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USM。
カワセミも800mmで撮るようになって、この季節はEF400mm F4 DO IS II USMの出番がなかなかないですね 😛
近々また朽木にでも行こうかと思っているので出番のはず…。
とはいえ活躍するのはやはり春~秋ですね。
カケスは滅多に人前に出てきてくれないのですが、1羽だけ撮れる位置でエサに夢中だったので良かったw
エナガも紅葉が良いですね。
カワセミ
カワセミの飛び込みに関しては、EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMでは9割方は成功してる感じ。
少しだけタイミングシビアですが、着水直前にシャッターを切れば水しぶきが上がる前も撮れるのと、飛び去りもフォローしていくように意識中。
EOS R7でのカワセミ撮影については…ちょっと心が折れかけてますw
多分、成功率は1DX3は9割、逆にR7はそろそろ1割くらいになってしまいそう。
何度も書いてますが、背景のようにはっきりしたものにピントが持っていかれて、そこから全く動かないパターンですね。
これ、ミラーレスの特徴でEOS R7だけ…ってことはないと思うのでEOS R3やR6 IIもそうなんじゃないかなぁ…?
通常使用なら非常に良いのですが、刹那の瞬間を捉えるような特殊用途だと、やはりプロ機との違いがあるかな…という気がしてきてます。
EOS R1でクアッドピクセルCMOSなりグローバルシャッターなり導入されて完全に一眼レフを超えてくれたらよいのですが、中途半端なことになったらどうしようとちょっと心配。
次はF値が暗くなってAFエリアが超狭いですが、動きもので遠距離の時はEOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM + Extender x1.4で挑戦してみるのと、トラッキングが若干変わった気がするのでEOS R7で再度トラッキングや動物検出をONにしてみる…とかですかね。
総括
このところカワセミを待ってばかりいて、山とかを歩いていなかったので今日は一念発起。
久々に朝から晩まで歩いていた気がします。
EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM、あと雲台+三脚、EOS R7ボディを持ち運びながら..なので明日は筋肉痛ですね。
京都の川も頑張って何往復かして、カワセミ3個体を確認したのと、それぞれの止まり木も確認しました。
ただ、距離が結構あるので車に自転車を積んだ方が良さそうな気も…。
ただ、3個体いると端から端まで歩いてる時間で、どこかでカワセミに出会いそうなので、運動にもなるし歩くかなぁとか。
そろそろルリビタキやベニマシコとかも撮りに行きたいので、週末は山に行ったあとでカワセミのルートかなと思いつつ。
寒いですが頑張っていきましょう 🙂