平日の朝は３０分～１時間程度しか出られないので、機材検証＆ロケハンを進めていきたく。
今日はEOS R7 + EF400mm F4 DO IS II USM手持ちでISOは最大400縛りです。
場所は春先に何度か通っていた近くの山。
鹿
バンビ様です。
EV上げても良かったんですが、場の雰囲気のままに 🙂
この距離でこちらを向いてないのは珍しい。
「じ～。」
カメラを構えても逃げないあたりは、幼くて好奇心の方が強いから…？
今日は何頭か鹿を見ました。
メジロ
今日は予告(?)通り、ExtenderをつけずにEF400mm F4 DO IS II USM単体で撮ってます。
SS 1/100 ISO 100 手持ち。
メジロがAPS-C 400mmでこの大きさなので10m～15mくらいと思いますが、文句なしに綺麗。
急だったので一段絞っちゃってますが。
ハチゴロー、ロクヨンなどの大砲はRAW現像時にシャープネスなど加えるとかえって汚くなる場合があるんですが、今回このEF400mm F4 DO IS II USMで撮ったこの写真もそうですね。
Extender x1.4なし
- マスターレンズ
- EF600mm F4L IS III USM
- EF800mm F5.6L IS USM
EOS R7ならば上のメジロのノートリ写真くらいの大きさで被写体を入れられるなら、30本/mmの特性が0.9近くあれば、RAWで手を加えなくてもシャキっと撮れる感じ。
Extender x1.4あり
Extender x1.4ありだと0.8近くまで落ち込みますが、まだRAW現像時の処理で救える感覚。
これより落ち込むと解像度面では厳しいですね。
フルサイズの画素ピッチだと多分0.8未満でも良さそうですが、今度は焦点距離が1 / 1.6になるので、被写体にもっと近づかないといけないというジレンマ。
更にレンズが大きくなるほど被写体に近づくのが現実的に難しくなるのもあるので、この辺りはもう答えのない問答になっちゃいますね。
ヒヨドリ
これはそれなりに距離がありますが、そもそもヒヨドリは大きいのでフレームにこのサイズで入ってます。
APS-C 400mmでも結構いけるなという感覚。
まぁ、フルサイズで560mm 3250万画素で撮ってるのと同じと考えるとあたり前といえば当たり前といえば当たり前ですね。
まとめ
レンズ性能
Canonは波動光学的MTFでのMTFチャートを公開してくれているので、Canonレンズ同士の比較はやりやすくて良いです。
他のほとんどのメイカーは幾何光学的MTFで、バカみたいに天井に張り付いた意味のないチャートを公開しているだけなので。
もうしばらく撮ってみますが、結局EOS R7の場合はテレコンなし運用が最適なのかな…という感じ。
むしろそれができるようにAPS-C 3250万画素という狭い画素ピッチという事なんでしょうけど。
つまり、EOS R7に大砲をテレコンなしで使うと、フルサイズにテレコンつけた時以上の画質をF値を上げずに得られる感覚。
もちろんISO耐性はきつくなりますが。
ISO
F4なら何とかなるのでEF400mm F4 DO IS II USMではISOは最大400で制限することにしました。
F4でISO400だとシャッタースピードが1 / 100よりも遅くなることもザラですが、もう連写でカバーですね。
EFレンズの特性なのか、RFマウントボディで使うとピント動き続けてボヤケる現象もあるので、静止でも枚数とってピント合ってるものを選ぶことにします。
撮影モード
Ｍで撮るという話をよく聞くんですが、カワセミの飛び込みであるとか、鳥を同じ場所で待ち続けるならばそれで良いんですけど、山や森を歩いて現れた鳥を一期一会に撮る場合は正直Ｍは厳しいです。
鳥が近くの枝にとまったり、枝から枝、木から木へ飛び移ったときにすぐにピントを合わせて撮影する場合は２～３秒程度しか猶予はないので、できる操作はかなり限られるんですよね。
鳥は待って撮れというのもわかりますが、私は探して撮るのが好きなので 🙂
今回もメジロで少ししくじったので、移動撮りの場合はもうAvにしようかと思ってます 😛
結局カスタムモードも３つとも使うようになっていて、今は
- Avベース 最大ISO 400 電子シャッター トラッキングON (400mmF4とまりもの用)
- Tvベース 最大ISO 1600 電子シャッター トラッキングON (800mmF5.6とまりもの用)
- Tvベース 最大ISO 3200 メカシャッター トラッキングOFF (飛びもの用)
みたいになってますね。
余談
そういえば最近よくYouTubeとかで「自然写真家」って言ってる人が多いので意味を調査。
- 「カメラマン」はプロ、アマチュアを問わずに、写真や動画を撮る人のことです。
- 「フォトグラファー」は写真を撮ることを職業としている人のことです。
- 「写真家」は写真を撮る職の中でも、より芸術分野の中で活動する人のことです。
写真家はプロの中でも芸術分野。
もう名前からしてメジャーになるまで稼ぐのは大変な職種なんだろうなぁ…と。
